雑 記 9
このページでは ただ思いつくままに車以外のことも書きます。
登場人物を始めとして 内容についてはかなりフィクション性が強くなると思いますので
”お気に入り”に登録したり、”他の方”にすすめたりしないようにお願いします。(笑)
(他のページは真面目に作っていますので誤解のないように・・・。 2007年9月25日記)
登場人物
私
マー君
トンちゃん・・メル友(たぶん女性?)
その他
2009年12月6日
こんにちは
我が社の七不思議(?)のひとつに 「お客様からのいただき物が多い」があります。(笑)
ある時に「いただき物日記」をつけたところ、一週間で約10品もいただいていることが
分かりました。卵有り、野菜有り、その他にお土産、お菓子、鮎(大好物)、花・・。
七日間でこんな状態ですから、一年間で考えると恐ろしい数になるはずです。先週も
大根、白菜など季節の野菜をいただきました。ただし いただいた皆さんにそれなりの
お返しをしているかと言うと ほとんどお返しをしていない、すなわち いただきっ放しの
状態なのが正直なところであります。(笑)
さて そのいただき物の話ですが 先週、あるお客様から”りんごとみかん”をいただき
ました。りんごはこの近くでも作っていて この時季が特においしい果物のひとつです。
みかんはたぶん買ってこられたものと思っていたのですが 話を聞くと自宅でなった
ものとのことでした。形は小ぶりですが皮は薄く、甘味も酸味もしっかりしていて
買って来たものと言われても疑うことはなかったと思います。
「へえ〜、富山でもこんなおいしいみかんができるんですか?」
私は驚きの声をあげていました。地球の温暖化が最近特に問題になって来ていますが、
雪国のこの地で みかんが庭先でなるようになってきているのです。自然は我々よりも
敏感に地球温暖化の影響を受けているようです。そう言えば、昨日の新聞では2400mの
高地でイノシシが見られたとの記事が載っていました。これも温暖化の影響のようです。
私が住んでいるこの地方の山の方で 昔の暖かい海にいた貝の化石が出るそうですが
こんなことを聞くと 地球は温暖化の歴史を繰り返しているのかな、などと思うこともあり
ます。ただ いろんなニュースで知らされるように 我々の生活がその温暖化を早めて
いるのは間違いないようです。一人ひとりが地球温暖化防止を心がけることはもちろん大切ですが
もし、温暖化が地球の歴史の大きな波によるものなら この温暖化を利用するのも
ひとつの方法かも知れません。
っと言うことで 我が社では来年、1本のみかんの木を植えることにしました。(笑)
何年後かにたくさんのみかんがなった時、たぶん 我が社は「いただき物が多い会社」
から「くばり物が多い会社」に変身しているはずです。(大笑)
それでは・・
2009年12月13日
こんにちは
天気予報に雪だるまマークが出たと思ったら 途端にタイヤ交換のお客様。
もう6割がたのお客様がタイヤ交換済みとなりました。
本格的な冬景色はもうすぐのようです。
先週1回だけ”あられ”がチョコット降りましたが まだ雪は積もって
いません。 ただし 私の机の上には書類が山のように積もっています。(笑)
っと言うことで 今日は日曜出勤。もちろん手当ては無しでございます。(残念!)
年賀状もしなければいけないし、気ばかりはあせるのですがいっこうに進まないのが
現状です。
さて 今日はこの辺で失礼して もう少し頑張りますか!
それでは・・
2009年12月20日
こんにちは
久しぶりの大雪で工場はてんやわんや。タイヤ交換は一週間続き、事故車の引き取り、
脱輪車の引き上げ、その間に修理、車検とあわただしい時間がすぎました。
そんな中でほっとした出来事がひとつ。
話の主役は我が家のマー君です。
「おじいちゃん!スバルサンバー、どこかへ行ったの?」
「うん、代車に出したんだよ」
「えっ?あのサンバー、まだスタッドレスタイヤをはいていないよ」
「・・・・」
私は降りしきる雪を見ながら ちょっと不安になってきました。
最初に出した代車がお客様の手違い(燃料を間違えて入れた)で急遽サンバーに替えて
もらったのが3日前、その時はまだ雪は降っていなく、全ての代車のタイヤ交換は11月
中旬に終えていると思い込んでいたこともあって確認もしないで出していました。
さっそく お客様に電話を入れたところ、確かにサンバーは夏タイヤのままでした。
その後、なんとか我が社まで来ていただいて 大事に至ることもなく安心しましたが
とにかくマー君の記憶力にはびっくり!
「ひょっとしたら 我が家のマー君は・・・」
私は誰にも気づかれないようにひとりほくそ笑むのでした。
雪だるまが大好きな我が家のマー君、
もう3歳と9ヶ月になりました。
それでは・・
2009年12月27日
こんにちは
降り積もった雪もここ3〜4日続いた天気でだいぶ溶けました。
会社も明日、明後日の仕事で終わり、と なんとなく年末を感じています。
今年は大不況の年と言われながら 皆さんのおかげでなんとか乗り越えることができました。
振り返ってみると 今年ほど感謝の気持ちを強く持った1年は今までなかったように思います。
来年もこの気持ちを忘れずに頑張りたいものです。
話はガラッと変わりますが 先ほど同級生の友が”カキ”を持って来てくれました。
「能登産」だそうです。私自身、”カキ”は大好物であのツルッと喉を通る食感を思うと、
もう早く家に帰りたくて帰りたくてー(笑)
っと言うことで 今日は1年の総括をするつもりでしたが ”カキ”の魅力に負けて帰らせて
いただきます。(これがほんとうの書き(カキ)納め?・・爆)
それでは良いお年を・・
2010年1月10日
こんにちは
年末からの雪が年明けも続いて 久しぶりに真白な正月を迎えました。
1月2日の正午近く、降雪による停電がありました。私が子供の頃は家を出る時に
トンネルを掘って出なければならないほどの雪の量でしたから 竹林の竹が雪の重みに
耐えかねて電線にふれ、停電することも珍しくありませんでした。その後 暖冬現象が出だした
20年前ぐらいからは降雪による停電もほとんどなくなったので 今回は久しぶりの停電体験に
なったようです。 停電のため、私の部屋の暖房はストップ!
「どんなにか寒くなるのではー、」
っと思ったのですが 5分ぐらいすると意外にも寒さを感じなくなりました。いつのまにか 私の
身体は ”冬は暖房を入れないと寒いもの”
と思い込んでいたようです。部屋の中で働く人が
外で働いている人より より強く冬を寒く感じるのと似ているかも知れません。っと言う
ことで それからは雪が降っていても時々暖房を切ることを試みています。
これは余談になるのですが 冬の夜、布団の中に入っても寒い時があります。特に横向きで
寝る時などは首筋に冷たいものを感じてなかなか眠れないことがありますが こんなときは
首筋と言うよりはその上の後頭部から耳までの部分に毛布か布団カバーの一端を当てがうと
すぐにポカポカとしてきてぐっすり眠れます。このことに気付いてから私は冬でも1分以内で
眠りに入れるようになりました。もちろん 布団をかぶっても同じ効果が
得られるのですが この方法では寝相の悪い私では足が飛び出してしまう欠点があるようです。(笑)
後頭部に布切れ1枚を当てると なぜポカポカと寝れるのか
髪が後頭部に残りやすいのは関係あるのか
後頭部と脳幹が近い影響は
後頭部と人間の進化は
私の空想癖(?)は今年も健在のようです。(爆)
それでは・・
2010年1月17日
こんにちは
降り続いた雪もようやくおさまり、今日は少しの間、太陽を見ることができました。
積もった雪も今日一日の天気でその高さがだいぶ低くなったようです。
こんな雪が積もった我が社の玄関先に白南天の木、また 自宅には赤南天の木があります。
どちらも今は雪の下に埋もれていますが 白い実をつける白南天は赤南天より
数が少なく貴重性があると、以前造園の人から聞いたことがあります。いずれにしろ
私は他の木にはない、この木だけへの ある特別な尊敬(?)の想いがあります。それは
その幹の弾力性、しなやかさからきています。
北陸の水気をたっぷり含んだ重い雪の下になっても この南天はその雪を取り除いて
やると弾かれたように元の形に戻ります。その姿を見ると 単なる木ではなく、なにか
強い意志すら感じるのです。葉の部分が折れても幹の部分が折れることは
なく、それは台風のような強風が吹いたときも同じです。180度揺さぶられても
幹が折れたのをいままで見たことはありません。私のように”心がすぐ折れる(笑)”
者にとっては この木の粘り強い生命力は驚嘆に値するものです。
さて この南天の木、ながらく疑問に思っていたことがありましたが 最近、ようやく解決する
ことになりました。南天は夏に花が咲き、秋には実がなり始めます。その実は雪が
降る冬まで残っていて 餌が少なくなる鳥たちには貴重な食べ物となります。我が社の
白南天にもちょっと大きめの鳥(ムクドリ?)が毎日のように来てその白い実を
ついばんでいました。疑問に思ったのはこの鳥の食べ方です。最初、窓際に止まり、
事務所内を覗き込みます。たぶん警戒しているのでしょう。それから 木に飛び移って
実をついばんだかと思うと あっと言う間に飛び去ってしまいます。
せっかく来たのだから腹一杯に食べればいいのに、といつも疑問に思っていました。
「すぐに飛び去るのは強い警戒心からかも」
と思ってみたのですが どうもそうではないらしいのです。
また なかなか減っていかない南天の実を見ていると
「なんと計画性のある鳥なんだろう。たぶん 冬場は餌が少ないので少しづつ・・」
とも思ったのですが そうでもないらしいのです。
じつは南天の実は鎮咳作用がある反面、多量に食べると知覚や運動神経を麻痺させる面も
持っていることを最近知りました。南天の実を毎日ついばんでいく鳥はちゃんとそのことを
知っていて一日の食べる量を決めていたようです。
「1個、2個、3個、4個。きょうはここまで」
っと あるいは数字さえも知っていたのではないかと思われます。(笑)
こんな身近で自然界の不思議を見ることができてビックリです。
それでは・・
2010年1月24日
こんにちは
冬には冬だけのおいしい物があります。
冷たくてシャキッとした漬物もそうですが この地方でおいしいのが冬の魚貝類、
寒ぶり、イカ、海老、ゲンゲ(深海魚)、カワハギ、牡蠣・・数え上げたらキリがありません
ただ こんなことを言うと私がなんだかすごいグルメのように思われそうですがほんとうは全然反対。
っと言うよりは だいたいがほとんどおいしく食べれるので うまいとかうまくないとか、
微妙なところはよく分からない。言ってみれば”腹が一杯になれば幸せ!”のタイプなのであります。(笑)
さて こんな私の食べ物感覚に影響があったのか、どうかは分かりませんが子供の時のことを今日は
書いてみたいと思います。
私が生まれ育った頃の食事はたいへん質素なものでした。ごはんと味噌汁、それに漬物とおかずが
一品、それが普通でした。おかずも野菜と魚が中心で今のように肉類が豊富な食事等はお祭りでもない
かぎり望めませんでした。
こんな品数の少ない毎日の食事でも 子供の時はどうしても食べれない物があるものです。苦味のあるものとか、
青臭い野菜などはそれに当てはまります。私もけっこう嫌いなものが多くて そのせいか子供の時はガリガリの
身体をしていました。ところがある日を境に私の嫌いな物がほとんどなくなってしまったのです。
それは 1行のある新聞記事を読んだことで始まりました。
何歳の時だったかは思い出すことは出来ませんが 新聞が読めたのですから たぶん 小学校の高学年か
中学生の頃だったと思います。その新聞記事の内容はこうでした。
「母親にとって一番つらいのは作った料理を食べてもらえないこと」
その当時はみんなが必死に働いていた時代です。我が家の家族も朝早くから晩まで働き通しでした。特に
女性にはたいへんな時代でした。そんな過酷な労働よりもっとつらいことがあったのです。少ない食材を
一生懸命工夫して作った料理が子供に食べてもらえない、女性にとって、母親にとってこんなにつらくて
悲しいことはない、との記事だったはずです。ただ その記事を読んだ私は感動のあまり号泣したわけでもなく、
また 心に深く残ったわけでもないのですが なぜか その日を境に嫌いな物が少しずつ減っていったのを
覚えています。あの記事を読まなければ 今のようになんでもおいしく食べれるようにはならなかったような
気がします。
その後、結婚してから 我が女房殿が時々言います。
「おとうさん、(料理のことで)なんにも言わないから、ちっとも腕が上がらないわ!」
「・・・・・」
女性の悩みは時代とともに変わっていくようです。(笑)
それでは・・
2010年1月31日
こんにちは
我が家のマー君!
最近は保育所の帰り、事務所に寄らずに一直線に自宅の方へ、
「どうしてかな?」と思っていたのですが 女房に聞くと
帰るなり、すぐに車(おもちゃ)のカタログを見ているらしいのです。
どうしても欲しい車があるらしく、先日もお母さんに
「ねえ、この車買って!誕生日のプレゼント買って!」
とねだっていました。
もちろん この申請(?)は却下!(誕生日まで まだ1ヶ月以上もあるので・・笑)
そのストレスが溜っていたのでしょうか、私(おじいちゃん)の顔を見るたびに
「おじいちゃんなんか、嫌い!」と八つ当たり、
”おじいちゃんは何にも悪いことしていないんだけどー”とその都度答えるのでした。
さて そんなマー君、先日の夜中、部屋から変な声が聞こえました。
「ゲボッ、ゲボッ」と苦しそうです。
心配になったのですが 起きると寒いので(笑)翌朝、女房に聞いてみると
「たいへんだったのよ、食べ物をふとんの上にアゲちゃって」とのこと
「何か、食べたものがよくなかったのかな? きのう、何を食べたっけ」と私、
すると女房が
「きのうは揚げ物だったんだけど」
「えっ!揚げ物だったからアゲモノ?」
そのあと、二人で大笑い、
私のダジャレは綿密に計算されたもの(笑)ですが どうも女房のダジャレは天然物のようです。
先日もこんなことがありました。
事務所にいると 1本の電話がー、
「はいっ!××××ですが」
と元気よく取ると
「アレッ!間違いちゃった!」
と私の前方から女房の声が
一瞬、何が起きたか分からない私、
(自分の事務所から電話がかかるなんて想像もできなかった)
私は女房のおかげで 狭い事務所内で初めて電話で話しする機会を得たのです。(大笑)
こんな我が家の一週間もアッと言う間に過ぎ、また 新しい一週間が始まります。
たぶん 今週もマー君は事務所に寄らず、一直線に自宅の方に帰るはずです。
それでは・・
2010年2月7日
こんにちは
最近、気(木?)になっているのが家の前に立っているヒマラヤ杉、
何年か前に吹いた北風のせいで傾いてしまい、また その傾き方向が自宅に向かっているため、風が
吹くたびにヒヤヒヤしている次第です。特に今年の冬のように重たい雪が木の枝に積もって
いるとよけいに不安になります。角度で言えば5〜10度ぐらいですからそんなに傾いていない
のかも知れませんが 7〜8mもある木となると角度以上の傾きと恐怖を感じるものです。以前にあまり
上に伸びていかないように幹をカットしてもらったのですが その後、何年間の月日で新しい幹が
2mほど伸びてしまい、木のてっぺんが弧を描いて倒れる様を想像してみると家に直撃するのは
どうも避けられないように思えてきます。そこで 先日、造園の方にそのことを相談してみると
「この地方は強い南風が多いのでその方向の風には強いのだが 少ない北の強風には意外と弱い」
とのことでした。さらに
「傾いた木は元に戻すのが難しいので 雪が溶けたら補強を入れましょう」
とのことでした。どうも 家のヒマラヤ杉は南風にばっかり気を取られ、北風に油断があったようです。(笑)
でも 考えてみると過去のデーター(?)から南風に強い根っこを這わせている木の賢さには感心する
ところもあります。風の回数や強さを記憶する部分があるのでしょうか?
さて この木の根っこに関して 私の同級生でもあるこの造園屋さんはもうひとつ面白い話を
してくれました。土に穴を開けて木を植え、そのあと水をやったり、肥料を与えたりしますが あまり
長く手間をかけすぎると倒れやすい木になるそうです。すなわち 楽に水分や養分が手に入ると、根っこが
伸びていかなく、木ばかりが大きくなるので 結果として倒れやすい木になるそうです。だから ある程度
根が根ついたら 今度は自分で根が伸びていくようにしてやらないといけない、とのこでした。
私はこの話を聞いて”なるほど”と思いました。確かに岩山に立っている松の木なんかは 根っこの
太さも長さもたくましいものがあります。どんな強風が来ても倒れないように(海のタコのように)岩に
へばりついています。やはり厳しい自然環境が根っこをそんな形に育てたのは間違いないようです。
話はコロッと変わりますが 強風が吹き荒れる今の時代。この木の根っこの話から得られるヒントは少なく
ないように思えるのですがー。
それでは・・
2010年2月14日
こんにちは
高校を卒業して1年目の冬を迎えた時、職場の先輩が私に言いました。
「××君!君は雪国出身だから もちろん、スキーは得意なんだうな」
「えっ!(ドキッ)」
実は それまでに大きな名の付くようなスキー場には行ったことがなかったのです。(笑)
言ってみれば スキー初心者以前の状態でした。
「雪国なのになぜ?」
っと言われそうですが それには
「スキーを買ってもらえない時代だった」
と言う言葉しか見当たりません。ただし 正確に言うと
ほんとうは小学生の時に1度だけ、スキーを買ってもらったことがあります。何歳かの誕生日祝いにもらった
「竹スキー」です。その竹スキーを履いて家の裏にある坂道を何度も何度もすべり降りて遊んだ記憶があります。
後日、大人になってその坂道を(歩いて)降りてみたとき
「よくぞ こんな坂道ですべったものだ」
と我ながら感心したものでした。
道幅は1.5mぐらいしかなく、表面にはたくさんの角張った石がむきだしになっています。そして その坂道
から1歩でも足を踏み外すと竹林の中にある茂みに飛び込んでしまいますから 体中に何が刺さっても
おかしくないようなところです。そんな坂道を一気に滑り降りていたのですから 直線で滑る「直滑降」はけっこう自信が
あったのですが いかんせん、ターンは地形上の理由でやったことがなく、それは 部活(野球)に明け暮れた中学時代も 下宿先で
アルバイトをしていた高校時代もやる機会を得ることはありませんでした。
っと言うことで スキーができない雪国出身者となり、冒頭の「えっ!(どきっ)」の言葉になったわけです。
その後、「雪国出身者はスキーができないといけない!」と悟った私は(笑) 岐阜や長野のスキー場に
何度も出掛け、やっと少し滑れるようになりました。雪国出身の私がわざわざ雪を求め、時間と費用を
かけて出掛けるようになるとは就職した時、夢にも思いませんでした。今になって思えば、会社に入ったときに
「南国出身」と言っておけば良かったのかもー。(大笑)
そんな昔のことをちょっと頭に思い浮かべながら きょうは冬季オリンピックのスキー競技観戦です。
それでは・・
2010年2月21日
こんにちは
私の名前は「ショウタ」
男の子の名前ですが私自身はれっきとした女性です。
どうも 先代の猫がすごくかわいく、また賢かったのでそのあとに入った私が その名前を引き継いでしまったようです。
私とすればもっと女の子らしい名前がほしかったのですが・・・
さてこんな私がこの家に来たのは十何年前の事、公園で捨てられていたところを縁があってこの家に住む
ことになりました。それ以来いろんな出来事が、たとえば他の家の納屋に入っていて閉じ込められ、何日間も
行方不明になったり、散歩中に食べた草(除草剤付)で入院したり、子ネズミをくわえてきたり、と行動
範囲が狭い私でもけっこう日々の中でいろんな事が起きたものです。
最近ではいつもケンカで勝っている近所の猫にボコボコにされてみんなに心配をかけてしまいました。
このように暇そうな猫の私でもいろんなことがあるのに 不思議なのはこの家の主(あるじ)、毎日同じ時間に
出掛け、同じような時間に帰ってきます。帰ってからは食事を取り、新聞を読み、風呂に入り、テレビを
見て就寝。ほぼ毎日がこんな生活です。まったくあきれるくらい変化のない、同じパターンの連続です。そして もっと
不思議なのはそんな日々でもけっこう本人は楽しく暮らしていることです。私からみるとほんとうにつまらない毎日に
見えるのですがー。
本人も時々そのことを気にしてか
「俺の生活ってロボットみたいだな」
と言っています。
こんな平凡を絵に描いたような我が家の主ですが 時々変なところもあります。
まず 朝起きる時間、目覚まし時計が無いのにいつも目が覚めるのは5時40分。先日なんか 時計が
遅くなってきたので5分早めて寝たところ、次の日に起きた時間が5時45分、すなわち我が家の主は
このことから分かるように 壁に掛かっている時計の
針で起きるのではなく、どうも体内時計の針で起きているようなのです。(笑)
それから 朝の顔洗いのときも少し変です。洗い終わったあと、鏡に向かって
「ん〜ん、いい男!」
と言ってるのを何度か見たことがあります。たぶん これはほとんど本人の願望と思われます。
会社に出掛けてからのことはよくわからないのですが 左右の靴下が違うなどは珍しいことではなく また
仕事上でも何十万円かけた結果がうまくいかなくてもあまり気にしないのに ポケットから無くなった
百円をいつまでも忘れられないなど ちょっと首を傾げたくなることがあるそうです。
再び家に帰ってきて変なのがテレビを見ているときのこと。特に2時間もののとき、最後の30分で
うたた寝するらしく
「えっ?結果はどうだったの!」とか
「犯人は誰だったの?」
と飽きずに毎回言っています。
天気予報のときなんかもちょっと変です。
天気予報を見終わってから
「あれっ!天気予報、なんて言ってたけ?」
こんなときはたぶん「天気予報」より「天気予報のお姉さん」を見てたはずです。(大笑)
こんなちょっと変な主が住んでいる我が家ですが 食事の心配もなく、暖かいコタツもあり、それから
自由な散歩もできるこの家で もう少し住み続けようと思っています。
それでは・・