くるま情報発信サイト 【修理日記】
修理日記 1
- 2週間前に1度入庫があった車。ホンダトゥデイ H7年式で12.4万`走行。走行中に
エンジンが止まったとのこと。再始動はできたがそんな症状が2〜3回続いたので見て欲しい、
との依頼があった。しかし 当社に入ってからは1度もその症状が出なかったので各部の点検と
劣化していたプラグコードと焼け気味のディスのローターを取替えて納車をした。その後、しばらく
連絡は無かったのだが 昨日、再び走行中にエンストしたとの電話があった。
今度は再始動もできないとの
ことだったのでこちらから引取りに行くことになった。今回は工場入庫後もエンジンはかからなかったので
故障の原因は簡単に分かった。燃料タンク外にあるフューエルポンプが作動しなくなったために
燃料切れを起こしたのが原因であった。現在、ポンプを注文しているがお客様の話の中でちょっと気になることが
あった。それは前回も今回も故障の前日に燃料を満タンにしたとのこと。フューエルポンプの寿命が
故障の第一原因であることに間違いはないが 燃料を満タンにしたことがその引き金になったか、
どうかは皆で考えてみたが結論は出なかった。
- 車検予定のトヨタ エスティマ H19年6月 DBA-ACR50W 類別0066 国交省の「減免対象車一覧表」に載っていないが
重量税が\40,000-から\20,000-に減免できそう。(パソコンソフト会社からの情報。どうもH21年4月からの
法律改正でそうなっているらしい。ただし 1回のみの減免でこの車の次回車検では重量税が\40,000-に
なるとのこと。ん〜ん、ややこしい・・笑)
- ホンダ アクティトラック H 9年式、型式HH 3、クラクション(ホーン)が鳴らないので
見て欲しい。との依頼があった。フロントバンパー裏にあるホーンの調整ネジを回すとホーンが
鳴り出したのでホーン不良と判断して新品に取替えた。結果は良好でお客様に納車をしたが この
ホーンでは いつもちょっと気を使っていることがある。それは一般のお客様では「ホーン」より
「クラクション」と言った方が話が通じやすいこと。しかし 業界関係(例えば部品屋さんとか)では
「クラクション」より「ホーン」を使うことが多い。何らかの理由があるのだろうが とにかく使い
分けるようにしている。
- トヨタ クレスタ H 7年式 GX90 1Gエンジン 12万`走行。
駐車後、しばらくしてエンジンをかけようとしたが
かからないので見に来て欲しい、との依頼があった。さっそく 出掛けて点検してみると
ラジェターのアッパータンクに亀裂が入り、冷却水が減っていた。エンジンがかからなくなったのは
オーバーヒートしたためと思われた。それが証拠に 次の日の朝、エンジンをかけてみると問題なくかかった。
結局、この車は車検が近いこと、また 最近、エンジンのオイル消費大の傾向が出ていることなどから、
修理しないで乗り替えることになったが オーバーヒートしたら、なぜ?かからなくなるのか、
今後調べてみたいと思う。
- ダイハツ ハイゼットバン H 12年式、型式S210V 、エアコンが効いたり、効かなかったり
するので見て欲しい、との依頼があった。点検してみるとコンプレッサーが入ったり、切れたり
しているようだ。エアコンON時にガス圧を測ってみると良好であった。原因は色々考えられたが
結果から言うとコンプレッサーに入っている配線端子(B電源)の接触不良が原因であった。
時間がたいしてかからなかったのと いつものお客様だったので 修理費用は「いいです、いいです」
となった。ん〜ん、どうもこの辺りが 我が社がいつまでも貧乏から抜け出せない原因かもー。(大笑)
- フロントバンパーを新品に取替えて修理を終えたヴィッツ。「ありがとうございました」の見送りの言葉も
消えないうちに”ドカン!”の音が・・。お客様が出口を間違えて境界壁に当って停止。私は
言葉を失ってしまった。(幸い、目立たないところにスリ傷はできたものの
大きな修理にはならなかったので ヨカッタ!)
- メーカー無料修理より・・トラッキング現象とは
電気接点の(+)端子と(−)端子間に水分が介在する(埃も影響)ことで、導電性ショート回路を形成する
ことを”トラッキング現象”と呼び、このショート回路を電流が流れることで発熱し、最悪の
場合は発煙や焼損にいたる。(説明文の一部を抜粋)
梅雨の今時、またこれからの暑い夏、窓からの雨水の侵入や室内での飲み物のこぼしに気を
つけたいものである。特にハンドル廻りは要注意。それから エンジンルーム内も特別の理由が
ない限り、水での洗浄は避けた方が賢明と言える。
- 中学2年生が社会に出て学ぶ「14歳の挑戦」が5日から始まり今日で終了した。今年も
弊社に2名の生徒さんが体験入社。暑い中、いろんな仕事を手伝いながら学んでくれた。。とにかく
5日間、事故も怪我もなかったので 今はホッとしているところである。たぶん 生徒達は今、
家の畳の上で 私以上にホッとしているはず(笑)。 お疲れさんでした。
- ニッサン ラシーン H 8年式 型式RFNB14 エンジンをかけようとしたが ステアリング
ロックが解除しなくてエンジンをかけることができない、すぐに来て欲しい!との依頼が
あった。さっそく出掛けて見ると キーに付いてるビニールカバーがズレていて それが
障害となって キーが
キーシリンダーの中に完全に差し込まれていなかったために キーが回らなくてステアリング
ロックが解除しなかったものと分かった。確か、以前にもこのようなことがあったような気が
・・・、私の記憶に間違いなければ その車もニッサン車だったような気がする。
- ふ〜っ!9月になってもまだ暑い!(笑) 9月と言えばエコカー補助金が終了する月。
もう申請済み(13年超等)の方は下記ホームページで支払いの確認をー。
補助金申請進捗確認システム
- ダイハツ ミラ H 9年式 朝、エンジンをかけようと思ったがエンジンがかからない。
とのことで車を引取り。エンジンはなんとかかかる時もあるが 吹けもは悪い。どうかすると
”パンパン!”とバックファイヤーすることもー。その後、その症状に関係する部品、個所を
全てチェック。スロットルボディがバックファイヤーのために不調になっていた以外は特に
悪いところが見あたらなかった。(スロットルボディ取替でやや改善) ただし エンジンかかりが一向に
よくならないので 最後に ガソリンを抜き取り、自社のガソリンと「揮発性比較テスト」。その結果、
明らかな差異が見られたのでガソリンを抜き替えた。エンジンは見事にかかり、吹け上がりも
一段と向上した。”まさか!!”の故障原因であった。
- ダイハツ ムーヴ H 20年式 軽四乗用車 データーでもうすぐ車検切れとのことで
「車検案内」を出そうと思ったが 良く考えるとこの車は新車からの1回目車検。当然
3年車検になるから車検は来年のはず。データーが間違っていると思われたので 車検証の
コピーを引き出してみると車検証の車検日も今年になっている???。そこで 軽自動車
協会に問い合わせると2年車検になっていた理由がはっきりした。この車両は まずレンタ
カーで登録されたとのこと(2年車検)。その後 弊社のお客様が購入(自家用として)されたのだが
車検期間は最初のレンタカーの期限を継承しているとのことであった。尚 よく見ると車検証には
「記載変更」の記入があった。
- お客様から「DPFランプが点灯!このまま走って良いか?」との電話があった。ちょっと
耳慣れないランプ名だったので一旦電話を切って調べてみると DPFとはディーゼル
エンジンの排気ガス中にある粒子状物質を捕集、燃焼、除去する装置らしい。この
排気ガス装置の問題点は 普通のディーゼルエンジンオイルを使用すると オイル中の添加剤(亜鉛化合物、カルシウム)
がDPFに目詰まりすることである。・・目詰まりでランプ点灯。 手動で少しは掃除できるらしいが完全に目詰まりすると
この装置の取換えが必要となる。お客様に聞いてみると 仕事に使う車だったので つい
普通のオイルを使っていたらしい。一応 すぐにディーラーさんに行くことをすすめた。(尚 この
DPF、取替えると30万円ぐらいするらしい。専用オイル使用の厳守!)
- 最近の新聞でよく見るのが「熊出没!」の記事。弊社も関係者(?)の一人で 先日、熊が工場
前に休憩(?)していたのを近くの人が見つけたらしい。幸いにも 私が出社する30分以上前の
ことだったので 熊さんに直接お会い(笑)することはなかったが 事務所に着いたときは
まわりに警察、役場、猟友会の人たちが多数集まり、ちょっとした”熊騒動”となった。
近くの保育所前には「広野自動車に熊が出た!」との立て看板が出たらしく ちょっとした
有名場所にー。その日以降も 近くで頻繁に熊が目撃されているので まだまだ油断はできない
ようだ。特に帰宅時、外は真っ暗なので事務所を出るときは要注意である。あたりを十分に
見回しながら車のところまで歩くようにしているが ひょっとしたらこの姿、遠くから見た人には
怪しいやつが事務所から出てきたように見えるかも・・(大笑)
- 最近、何件か続いたのが”水温が上がらない”故障。原因を調べてみると「サーモスタットの寿命による
作動不良」が全てであった。そこで なぜ、この時期にサーモスタットの故障が多いのか考えて
みた。結論から言うと「サーモスタットの故障がこの時期に多い」のではなく、「サーモスタットの故障に
気付くのがこの時期に多い」となる。すなわち 以前から”水温が上がらない”症状が出ていた
のだが 暖房を使うこの時期になって初めて 水温の異常に気付くことが多いのではないかと
思われる。(全くの自分勝手な推理より・・笑)
- 4日の朝、出社すると 玄関先の植木に隠すように置かれていた見覚えのあるりんご箱。
いつもは郵送されるのに 今回は前日(休日)に届けてくださったらしい。もう何年も経つ、
たった一日の出会い(修理)をいつまでも大切にしてくださる”長野の深瀬さん”どうも
ありがとうございました。
- テレビや新聞のニュースによると 今年は「松茸」が豊作とのこと。どうも夏の高温気象が
影響しているらしいが そのことに関連しているのか、どうか。先日我が家の周りにも大きな
傘をもった”得体の知れないキノコ”がニョキニョキとー。そこでブラックジョーク好きの私が
一言。
「もったいないから 1回食べてみようか!」
その後、(私の予想通り) 我が女房殿は引っくり返りそうになっていた。(大笑)
- H11年式の三菱 タウンボックス(4A30エンジン) エンジンから異音がするとのことで
入庫。特に冷間時の「キュルキュル音」がひどい! 点検してみるとターボのエキゾースト側
に多数の亀裂を発見。ターボをリビルト品に交換した。また エキゾーストマニホルドの取付け
ボルトが2本、折損していたので取替えた。ただし、異音は完全になおらなかった。そこで
色々聞いてみると どうも このエンジンは「希薄燃焼方式」のために エキゾースト側が
かなり高温になるらしい。そのことが色々影響しているようだ。修理はディーラーさんと
相談しながら進めたほうが良いと思われる。キーワードは「異音」「ターボ」「希薄燃焼」
「高温」「歪」など。
- 入金があって領収書を渡す場合、例えば3万円以上の時に「200円の収入印紙」を貼るが
正確には「内税部分=消費税」があるので「領収金額ー消費税=3万円以上」の場合に「200円
の収入印紙が必要」となる。
例、「30,450円ー1,450円(消費税)=29,000円」の場合は印紙不要と
なる。但し 領収書にその明細を記入しなければならないようだ。100万円以上も同じであるが
取引内容によっては当てはまらないこともあるので注意を要する。(今回はちょっとミミッチイ話
。・・笑)
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