くるま情報発信サイト 【修理日記】
修理日記 5
- H3年式のハイゼットトラック。突然、シフトギヤが抜けなくなったとのTEL有り。「えっ!ミッション修理?」と思ったのだが
引き取って調べてみると、シフトワイヤーの取り付けクリップがなくなっていた。新品クリップを取り付けて正常な状態に
戻った。(点検時注意!)
- 最近のニッサン車でキーロック時に自動的に電動格納するドアミラー。車検納車後、作動しなくなったとのことで さっそく担当者がお客様の
自宅に出向いた。最初は原因が分からなかったが よくよく調べてみるとサイドブレーキレバーの近くに このシステムを作動させる
スイッチがあったとのこと。作業中に誤ってこのスイッチに触れて”OFF"状態になっていたようだ。(要注意!)
- 今月初めに吹いた強風の被害。弊社の事務所の屋根トタンが飛んでしまい応急処置はしてもらったものの、いまだに雨が降ると
雨漏れを受けるバケツが欠かせない。(被害額約130万円・・トホホッ!) ただ 幸いにも預かっていたお客様の車には
被害がなかったので 何よりであった。 お客様の中には落ちてきた看板で車の屋根がへこんだり、シャッターで新車にダメージを
受けたり、またガラスが割れた車も何台かあった。車だけではなく 家屋や農業用のハウスの被害もかなりあったようだ。これまでの
経験を超えた自然災害が発生する傾向が強くなってきているので よりいっそうの防災意識が必要のようだ。
- 現在、「くるまねっと21」のリニューアルを計画中! 6月初頃から新しいスタートが始まる。 今度の「くるまねっと21」の
特徴は 誰でもが”投稿、検索”できること。そのことにより、安全な車作りに、また 修理時間短縮によるエコ効果に貢献できれば、と
思っている。たとえばエコ効果;アクセス数から推察して 1日に200名の方が修理時間30分の短縮。30分=3000円。1年間の合計=
200名×3000円×280日=168,000,000円(これを とらぬたぬきの何とかと言う・・笑)
- 久しぶりの日記。4月から続いた「くるまねっと21」と「事務所内」のリニューアル。まだ終わっていないものの、なんとか目途が
ついた。今度のくるまねっと21は誰もが自由に投稿できるようになったが いまのところ投稿は1件もなし。(笑) メカニックのための
修理事例サイト=メカバンクでは投稿者募集中!
- 事務所の南側に今年初めて「ゴーヤ」を植えてみた。ゴーヤの生長は早く、6月に入ってから植えたのに
もう窓ガラスの上の方まで伸びている。仕事中に時々様子を
見るが どうもゴーヤも事務所の中を覗き込んでいるように見えるから不思議だ。一日毎にグーッと伸びるゴーヤを見ていると だんだん
愛着がわいてきて名前(?)をつけてみた。その名は「ゴーヤのボーヤ」(笑)。もう小さな実をつけている。
- 軽トラックに乗った、かなりご高齢のお客様が来店。「最近、ローとバックのギヤが入りにくい。どうかするとギヤーッと音が出ることもー」
とのことであった。試乗してみるとクラッチ&ギヤに全然問題はない。そこでお客様に乗っていただき、クラッチを踏んでいただくと クラッチが最後まで
踏み切れていない時があることが判明。原因は最近の梅雨空で使用されている長靴。この長靴、底がかなり厚いのでかかとが床に触れること
があり、本人さんには目一杯踏み込んでいるような錯覚を与えていたらしい。お客様に そのことをお話ししてしばらく乗っていただく
ことにしたが 帰られたあと、頭に浮かんだのが ”もしこれがブレーキペダルだったら・・”。
くれぐれも足元にはご注意を!
- 車検の時等に入る自賠責保険。保険期間を見ると「自 平成22年7月22日 24ヶ月」〜「至 平成24年7月22日 午前12時」と
なっているはず。ここでちょっと気になるのが 午前12時とは何時?。普通の感覚だと午前12時は真夜中の12時。と思う方もいるかも
知れないが 自賠責保険の「午前12時」はお昼の「正午」のこと。すなわち 自賠責保険の期間は「2年間と半日」となるので注意が必要。
(2年間と1日ではない。)
- 先週は男女のサッカーの試合、それからオリンピック開幕と いろいろうれしいニュースがたくさんあったが 私的には我が母校「富山
工業高校」が初めての甲子園出場を決めたことが一番のビッグニュース! それも ノーシードから圧倒的な打撃力で各名門校を撃破しての優勝
だから アッパレ!と言うしかない。テレビで見る今年の高校野球はいつも以上に楽しく見れそうだ。 実は最近の私を見ているまわりの人には
とても信じてもらえないかもしれないが この高校の野球部にこの私が所属していたことがあるのである。2年生の時は乞われてマネージャーに。
そのマネージャーがなぜか3年生のときには選手としてー。汗と土にまみれながら白球を追いかけた日々が確かにあったのである。(結果は
夏の富山県大会、1回戦敗退。) あの頃の私は純粋であった。(笑)
- キーフリーシステムの電子カードキー。住んでいる場所が電磁波の影響を受けやすい、たとえば 高圧電線の付近とか線路の近く等では
カードキーのバッテリー(電池)が上がりやすい傾向がある。との情報有り。真偽については調査中!
- 最近、よく耳にするのが”局地的豪雨”。 川から溢れた水の中を走っている車をテレビの中でよく見る。車に携わっている者としては
この光景を見ると、人はもちろんだが車も心配になる。どの位の水位までが車に悪影響を与えないのだろうかと・・・。
私の考えではフロントバンパーを超えるような水位の中を走るのはちょっと危険過ぎるような気がする。(走った経験はないがー)
- 今年の夏は異常に暑く、そして長い。今日も事務所内の温度計は”32℃”。ところが最近、この暑さの中でちょっと気づいたことがある。と言うのはお客様と
「暑いですね!」が最近の挨拶言葉になっているのだが 聞いてみると意外に皆さん、夏バテをしていない。
異常な気温にみんなが慣れてしまったのかと思い、
あるお客様に聞いてみると
「慣れたのもあるかも知れないが、エアコンを使うようになったのが効いているのではー」
とのこと。確かに私自身も
以前は家に帰ってからエアコンを使うことはなかったが 最近は家に帰ってすぐにエアコンのスイッチを入れている。いつのまにか ガマンしないで
エアコンを使う習慣になっていたようだ。(ちなみにこの私。”何十年間”夏バテをしたことがない。・・こちらも異常?)
- まだまだ大活躍しているのが車のエアコン。家に帰った時、部屋がムンムンしているのが分かっているので車の中でしばらく夕涼み(?)。
あげくの果てには女房に「ここでご飯をたべようか(大笑)」。 さて この車のエアコン修理、今年割と多かったのが”コンデンサー
ファンモーター、コンプレッサー等の修理”。そして 以前に比べると少なくなったのがエアコンのガス漏れ修理。ガス漏れが少なくなったのは たぶん 旧ガス
から新ガスに変わった(平成5年頃?)車が多くなったからではー、と勝手に想像。確か、旧ガス(R12)は冷却性能は良かったが腐食性も
強かったはず。この影響が今になって出て来ている、と思われるが いつものように当たっていないかも(笑)。
- 車検が合格した時に 国交省から発行されるのが「新車検証」とフロントガラスに貼る青シール。先日、このシールをフロントガラスに
貼ろうとしたが何か変!。よく見ると車検有効期限日がほとんど見えない状態でカットされていた。最初は私が他の物をはさみで切った時に
誤ってシールを切ってしまったのかと思ったが そうでもないようだった。そこで 国交省に問い合わせてみると以前にも今回のような
カットミスがあったような返事。
どうも綴りになっている青シールをカットした時に機械が誤作動をしたのが真相のようだ。1万円札なら、このようなミスは希少価値が出る
のだが 車検のシールでは・・(笑)。結局、シール取替のために1時間を要してしまった。
- 修理を終えた車を事務所前に駐車して いつでも納車できるように準備をしておいた。しかし 何度電話をしてもお客様との連絡がとれない。
最近は日が暮れるのが早いので外はあっと言う間に真っ暗に。そんな時に他のお客様の来店があった。部品の注文が必要と分かり、後日また来て
いただくことになったが 駐車場から出る時に先ほどの納車予定の車のドアにゴッツン。「えっ!」と青くなる私。暗くてよくは分からなかったが
へこみが出来たのは間違いない。さっそく電話をしたがやはりまだ不在。結局、その日は連絡が取れなく、車を預かっている責任ある者として、
心配を抱えながら一晩を過ごすことになった。翌日、電話が通じたので来店していただき、恐る々々確認してもらったところ
「これくらいなら(へこんでいても)いいよ」とのこと。
肩が触れてもケンカになるこのご時世。おおらかな人もいるのである。(ホッ!)
- 「昔(子供の頃)の夕焼けはもっときれいだったような気がするけどー。やっぱり何かが変わってきているのでしょうか?」
カメラの腕がプロ級のお客様に尋ねると
「いや 確かにきれいな夕焼けが少なくなってきているのは間違いないのだが これは空気がきれいになってきた証拠。」
その方の説によると 空気中にチリやホコリが多いと空が赤く染まりやすいとのこと(光の屈折の関係)。夕焼け時に青空が多いのは
空気がきれいになった証拠とのことであった。どうも年を取ると昔のことが全て良かったと考えがちだが 良くなってきていることも
たくさんあることを忘れているようだ。
- これまで お客さまの人身事故はほとんどなかったのだが 最近、立て続けに2件の人身事故があった。1件は道路反対の親御さんの
所へ行こうと家から飛び出して来た小さい子供さんの事故。もう1件は 一旦停止を止まらないで飛び出して来た自転車の女子中学生の
事故。2件ともドライバーから見ると予測が難しい事故であったが 幸いにも二人ともスリ傷程度で済んでなによりであった。もし 車の
下にでも入ったらと思うと・・。やはり運転には細心の注意が必要と改めて思わせられた。
- 「このお菓子、おいしいね!どこで買ったの?」
「××(次男)が北海道ブツダンテンで買ってきたらしい」
と我が奥さん。
「仏壇店・・?」(たぶん北海道物産展の間違いだと思う。・・笑)
- 今月は父が亡くなり、あっと言うまに日々が過ぎて・・・、
そんな11月のある日、1本の電話があった。
「自分でオイル交換をしたのだが何か変!見に来て欲しい。」
さっそく 担当者がかけつけ、聞いてみると
「エンジンオイルを抜き、新しいオイルを入れて量を見ると異常にオイル量が増えていた。」
とのこと。
原因ははっきりしていて 抜いたオイルはオートマのオイル。作業はオートマフルードの補給とエンジンオイルの適正な
交換で事なきを得たが 少しでも節約したい年配のお客様の様子を聞いて、ちょっと 生前の親父さんを思い出した。
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