<故障・修理実例>・・異音・振動【エンジン】 a1029
2012年4月29日(日) ブーン
- 車名;ダイハツ ブーン
- 年式;H 16
- 型式;DBA-M300S
- エンジン;1KR ミッション;AT
- 型式指定;12483 類別区分;0001
- 走行;7.0万`
- その他;
*故障名
アイドリング時の”キュッキュッ音”
*入庫時状況(赤がポイント)
ブレーキを踏みこんで停車した時(Dレンジでアイドリング)、”キリキリ音””キュルキュル音”あるいは”キュッキュッ音”が
出るので見て欲しい。との依頼があった。
*修理詳細
異音の発生源は想像したとおり、エキゾーストマニホルドとマフラーパイプの取り付け部分からであった。また これも想像したとおり、
取り付け方式は マニホルド側は凹の球面の形、パイプ側は凸の球面の形、その間に入るガスケットも球面の形、から成っていた。修理は
いつものように マニホルドとパイプの当たり面を修正。また ガスケットを新品に替えることで終えたが どうも この球面を利用した
取り付け方式は メーカー問わずに異音が発生していることを考えると、当たり面の圧力を均一にする効果はあるものの 形状が球面だけに
摩擦力(横ズレ)は弱いように思える。そのために ガスケットがへたってくると 振動による影響をを受けやすく、異音が発生しやすく
なるようだ。
*修理項目
エキゾーストマニホルド×マフラーパイプの当たり面修正およびガスケット取替。
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a1028 アイドリング時の”キュッキュッ音”