<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例> その他

2005年11月20日(日) マークU キーロック

 昨日のことだが 電話があって鍵を中にいれたたまま ドアロックしてしまったので開けて 欲しいとの依頼があった。
この車は以前にも同じことがあったのでなんとかキーロックを解除する自信は あったのだがお客様が電話の向こうで妙にあわてているのが少し気になった。
 キーロック解除用の特殊工具を持って現地に着いたのが15分後。そこで初めて お客様があわてていた原因がわかった。車のなかに2歳ぐらいの女の子が 閉じ込められていて激しく泣いていたのである。話を聞いてみると、出かけようと した時に用事を思い出して一瞬 車を離れたときに中の子供さんがドアロックの ボタンを押してしまったようである。スペアキーがなかったのでお母さんが あせってしまい、その気持ちが子供さんの気持ちに不安を与え さっきの状態に なってしまったようである。さっそく解除作業に取り掛かったのだがなにしろ 目の前で激しく泣かれるものだから私もあせってしまい一度経験した車なのに なかなかうまくいかなかった。寒い日だったが額に汗することとなった。結局工具では うまくいかなかったが他の方法でなんとか開けることができた。 ドアを開けたとき当然親子の感動的な対面を予想していてお母さんも最大の愛情で 子供さんを抱きかかえようとしたとき 女の子が眉をつりあげて「お母さん めっめ!」 と言ったのを聞いたとき おもわず吹き出しそうになった。(笑) 小さいお子さんを持っておられる親御さんは十分に気をつけてあげてください。

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