<故障・修理実例>・・ 電気・補機関係 i1077
2014年8月24日 アクティトラック
- 車名;ホンダ アクティトラック
- 年式;S 63
- 型式;M-HA2
- エンジン;E05A ミッション;MT
- 型式指定;05869 類別区分;0005
- 走行;5.4万`
- その他;
*故障名
バッテリーあがり
*入庫時状況(赤がポイント)
1ヶ月前の車検時、「バッテリーの交換が必要ですよ」と言ってた車。バッテリーが上がったとのTELで出張。
*修理詳細
点検の結果、バッテリーが完全に上がっていたので 持参した新品バッテリーに交換。エンジンのかかりも問題なく、
充電電圧も14.2Vで良好。これで修理終了と思ったが ブレーキランプが点きっ放しになっているのに気付いた。点きっ放しの
原因は ブレーキペダルに取り付けてあるゴムが摩耗&割れを起こし、ブレーキスイッチがON状態になりっ放しになり、
ブレーキランプ点灯→バッテリー上がりに至ったことが分かった。今年で2例目の故障内容。年式の古い車は点検時、又は
バッテリー交換時、注意を要する個所である。
*修理項目
バッテリー&ブレーキペダルのスイッチ用ゴム取替
*関連記事
<<バッテリーに関する主な注意点・・バッテリー取扱説明書より>>
● 火気厳禁!
バッテリーからは水素ガスの発生があるので 近くでのたばこ火、
溶接火花、+−のショート火花等は厳禁!
● バッテリー内に入っている電解液は流酸である。
電解液が皮膚、衣類などに付着した場合はすぐに大量の水で洗う。
目や飲み込んだ時は速やかに医師の治療を受ける。
● バッテリーの取替順序。
エンジンキーを抜いたことを確認。
−側のケーブルを外す
+側のケーブルを外す
取付け金具をゆるめ、バッテリーを取り外す
新バッテリーの取り付けは 取り外し順序の逆順序で
● バッテリーが上がった時のバッテリーがけ(ブースタケーブル接続順序)
故障車(バッテリー上がり)、救援車共、エンジンキーはOFF
故障車のバッテリー、+端子にブースタケーブル(赤)を接続。
救援車のバッテリー、+端子にブースタケーブル(赤)を接続。
救援車のバッテリー、−端子にブースタケーブル(黒)を接続。
故障車のエンジンアースにブースタケーブル(黒)を接続。
各端子のゆるみがないか確認後、救援車のエンジンを始動。
故障車のエンジンを始動。
ブースタケーブルを取り外す。取り外し順序は取り付け順序の逆。