<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・電気・補機関係 i1062

2011年8月7日(日) ファイター

写真

*故障名
 スピードメーターが動かない

*入庫時状況(赤がポイント)
 スピードメーターが動かなくなったので見て欲しい、との依頼があった。

*修理詳細
 たいていの場合はミッションでスピードを検知してスピードメーターに伝達、表示している のが普通で 検知されたスピード情報を伝達する方法として「ケーブル式」と「電気式」が ある。この車のミッションを覗いてみると「電気式」のセンサーを使用していた。そこで 後輪をリフトアップしてプロペラシャフトを回転させ、センサーからの出力電圧を測定してみた。 正常なら0.6V以上の電圧が規則的(パルス信号)に測定されるはずである。しかし 測定結果は 出力電圧が出たり、出なかったりと不規則であった。このことより スピードメーターが動かない 原因はスピードセンサーの不良と考えられたので 新品センサーに取替えたところ、スピード メーターの表示は正常に戻った。尚 取り外したスピードセンサーを分解してみると 円盤部品の ところに水が入っていた。

*修理項目
 スピードセンサー(ミッションに取付け)取替。

*関連記事

電気・補機関係に戻る  実例集に戻る  一覧表に戻る

TOPに戻る