<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・電気・補機関係 i1059

2011年7月9日(土)、2012年1月15日(日) スマート

写真 写真

*故障名
 ヘッドランプの内側がくもる(水入り)

*入庫時状況(赤がポイント)
 車検で入庫した車両。右のヘッドランプがくもる(露が発生)ので見て欲しい、との 依頼があった。

*修理詳細
 この車両はちょっと特殊な作り方がしてあるので ヘッドランプの取り外しに戸惑ったが 結果的にはフロントバンパー、グリル、フェンダーを一体のまま取り外した(写真参照)。ディーラーさん ではドアも取り外すようだったが 今回はドアを取り外すことなく、なんとか脱着が行なえた。 ヘッドランプをむき出しにしてみると右側ヘッドランプのくもり(露=水入り)の原因が はっきりした。以前(購入前)にHIDを後付けした時にランプユニットに亀裂が走り、その部分から 水が入ったためと分かった。少しのボンドが塗布されていたが十分ではなかったようである。 ヘッドランプを外し、念入りなボンド処理を施して組み付けを行った。修理後しばらくして お客様に 聞いてみると ヘッドランプのくもりはなくなったとのことであった。
2012年1月15日 追記
 再び同ヘッドランプにくもり&水入りが発生したので点検した結果、さらに新たな亀裂が確認できた ので新品ヘッドランプに取り替えることになった。ただし 部品注文時にはちょっと注意を要する。この 年式(H14)の途中でマイナーチェンジがあったようで ヘッドランプのデザインが変更に なっている。車検証からだけの発注では間違うこともあるのでヘッドランプの形も添えた方が良いと思われる。 変更前のヘッドランプの形は”ウルトラマンの目”に似ている(笑)。また 変更後のヘッド ランプは変更前のランプに較べてかなり価格が上がっているので 見積り時には注意を要する。  前回のランプ脱着時にも思っていたのだが ヘッドランプASSYの後はパネルなので バルブ取替の 時はランプASSYの脱着が必要。(時間と費用がかかる)

*修理項目
 ヘッドランプユニットの亀裂修理(ボンド使用)

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