<故障・修理実例>・・電気・補機関係 i1015
2007年08月14日(火) ワゴンR
- 車名;スズキ ワゴンR
- 年式;H10
- 型式;E-CT51S
- エンジン;K6A ミッション;AT
- 型式指定;8525 類別区分;090
- 走行;15.2万`
- その他;
*故障名
エアコン効き不良
*入庫時状況(赤がポイント)
エアコンが効かなくなったので見て欲しい、「エアコンの修理は高くなることが多い」っと
聞いたことがあるので あまり高くなるようだったら新車に乗り替えたいので、連絡して欲しいとの
依頼を受けた。
*修理詳細
点検をしたところ エアコンは全く”効かない”状態でコンプレッサーも作動していなかった。
どうも どこかでガス洩れを起こしているようなのでガスのリークテストを行った結果、コンプレッサー
に戻ってきている低圧ホースがフロントバンパーの後ろでブラケットと接触してゴム部分が破損し
ガス洩れを起こしていることがわかった。お客様に連絡をして修理することになった。
*修理項目
低圧ホースと念のため高圧ホース及びレシーバータンクを取替えた。ガス(R134)を補充して
吹き出し温度を測定したところ 9℃と良好な結果を得た。今回のエアコンホースの取り回し個所は
スペース的に厳しく、破損の原因は構造上の問題が大きいと思われる。このホース破損部分は車検時、
点検が難しいので フロントバンパーを取り外す機会があれば ぜひ点検しておきたい部分である。
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