<故障・修理実例>・・電気・補機関係 i1002
2006年09月17日(日) ワゴンRワイド
- 車名;スズキ ワゴンRワイド
- 年式;H10
- 型式;E-MA61S
- エンジン;K10A ミッション;
- 型式指定;08750 類別区分;0060
- 走行;6.2万`
- その他;
*故障名
パワーウィンドー作動不良
*入庫時状況(赤がポイント)
なんの前触れもなく突然パワーウィンドウが作動しなくなったのでみて欲しい
との依頼であった。
*修理詳細
さっそく点検に入ったのだが 4ドアとも作動しないので電気系の大元での
不良が考えられた。そこでヒューズから点検をすることにしたが この車には運転席の
足元(上、右側)に家庭の電気でいうところの「ブレーカー」に似たスイッチがある
ことに気がついた。このスイッチを「OFF」から「ON」に切り替えたところ、パワー
ウィンドーの作動が復帰をした。あとはスイッチが「OFF」になった原因を探す必要が
あるが あらゆる条件で電気的負荷をかけてみたが症状を再現することはできなかった。
また目で見た限り配線などがむき出しになっていることもなかった。
そこでしばらくお客様に乗っていただくことにした。ブレーカー(?)スイッチの
容量はある程度”余裕ある設計”がなされていると思うが それでもなおかつ 各部品が
正常であっても「過大電流」がながれることがあるのか、今後調べてみたいと思う。
*修理項目
スイッチをリセットした。
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