<故障・修理実例>・・ボディ関係 h1026
2009年10月18日(日) イプサム
- 車名;トヨタ イプサム
- 年式;H 8
- 型式;E-SXM15G
- エンジン;3S ミッション;AT
- 型式指定;8530 類別区分;026
- 走行;11.2万`
- その他;
*故障名
バーン音とガソリン臭
*入庫時状況(赤がポイント)
車検にはもうしばらくある車だが 最近”バーン音”があったのと時々ガソリン臭い
ことがあるので見て欲しい、との依頼があった。
*修理詳細
”バーン音”と”ガソリン臭”とのことだったのでホース等のもれからガソリンが
爆発したのなら大変なことになるのでさっそくエンジンから点検を行った。しかし
いくら念入りに点検しても燃料もれは見つからなかった。点火系はプラグの磨耗、
プラグコードの劣化と水滴の付着が見られた。このことから ”バーン音”は点火系不良による失火が
原因でアフターファイヤーが発生した音だったのではと思われた。ガソリン臭はその後
パイプラインを丁寧に調べたところ、給油口から燃料タンクにつながっているパイプ
に腐食による穴が見つかり ここからのもれがガソリン臭の原因になったものと
思われた。冬季に凍結防止剤をまく地域は 特に車検時等、この部分の点検を行うことが
が必要と思われた。(カバーがあるので普段は点検しにくい)
*修理項目
給油口パイプ、ホース等取替。
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