<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・ボディー関係 h1001

2007年02月25日(日) ホンダ ライフ

キーレス

*故障名
 キーレスが効かない

*入庫時状況(赤がポイント)
 「キーレスが効かなくなったので電池を交換してみたのだが 作動しない。一度 見て欲しい」との依頼であった。

*修理詳細
さっそく以前に述べたデジカメを利用した方法(写真参照)で発信部(ホンダ名;トランスミッタ)を 点検したところ トランスミッタが作動していることが確認できた。あとはルームミラー にあるレシーバー以降の問題とみられたので 一度ディーラーさんに問い合わせをして みた。同時にディーラーさんからの返事は時間がかかると思われたので運転席ドア内部の ドアロックアクチュエータに電気が来ているか調べるためドア内張りの取り外しに かかった。しかし作業途中でディーラーさんから電話があり、「トランスミッタの電池を 交換した場合、コントロールユニットに書き込みをしなければいけない」ことがわかった。 そこでアクチュエータの確認は一旦取りやめ トランスミッタ(赤外線コード)の 書き込み(設定)を優先することにした。書き込み方法は以下の通りである。

1  イグニッションスイッチをONにする。
2  4秒以内に室内のレシーバーに向けてトランスミッタの発信ボタンを押す。
3  4秒以内にイグニッションスイッチをOFFにする。
4  4秒以内に次の作業を行う。

   1〜4の作業をさらに2回繰り返す。

13 イグニッションスイッチをONにする。
14 4秒以内に室内のレシーバーに向けてトランスミッタの発信ボタンを押す。
15 各ドアロックアクチュエータの作動音を確認する。
16 作動音がしたら さらに4回作動させる。
17 イグニッションキーをOFFにしてキーを抜く。(これで書き込み終了)

書き込み終了後のキーレス作動は正常に戻った。ライフはこのようにちょっと面倒くさい 作業が必要であったが これまではキーレスの電池交換でそのまますぐに作動する車が ほとんどであった。

*修理項目
キーレスコントロールに設定の再書き込みを実施。

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