<故障・修理実例>・・ボディー関係 h1001
2007年02月25日(日) ホンダ ライフ
- 車名;ホンダ ライフ
- 年式;H13
- 型式;GF-JB2
- エンジン;E07Z ミッション;AT
- 型式指定;09213 類別区分;0013
- 走行;5.1万`
- その他;
*故障名
キーレスが効かない
*入庫時状況(赤がポイント)
「キーレスが効かなくなったので電池を交換してみたのだが 作動しない。一度
見て欲しい」との依頼であった。
*修理詳細
さっそく以前に述べたデジカメを利用した方法(写真参照)で発信部(ホンダ名;トランスミッタ)を
点検したところ トランスミッタが作動していることが確認できた。あとはルームミラー
にあるレシーバー以降の問題とみられたので 一度ディーラーさんに問い合わせをして
みた。同時にディーラーさんからの返事は時間がかかると思われたので運転席ドア内部の
ドアロックアクチュエータに電気が来ているか調べるためドア内張りの取り外しに
かかった。しかし作業途中でディーラーさんから電話があり、「トランスミッタの電池を
交換した場合、コントロールユニットに書き込みをしなければいけない」ことがわかった。
そこでアクチュエータの確認は一旦取りやめ トランスミッタ(赤外線コード)の
書き込み(設定)を優先することにした。書き込み方法は以下の通りである。
1 イグニッションスイッチをONにする。
2 4秒以内に室内のレシーバーに向けてトランスミッタの発信ボタンを押す。
3 4秒以内にイグニッションスイッチをOFFにする。
4 4秒以内に次の作業を行う。
1〜4の作業をさらに2回繰り返す。
13 イグニッションスイッチをONにする。
14 4秒以内に室内のレシーバーに向けてトランスミッタの発信ボタンを押す。
15 各ドアロックアクチュエータの作動音を確認する。
16 作動音がしたら さらに4回作動させる。
17 イグニッションキーをOFFにしてキーを抜く。(これで書き込み終了)
書き込み終了後のキーレス作動は正常に戻った。ライフはこのようにちょっと面倒くさい
作業が必要であったが これまではキーレスの電池交換でそのまますぐに作動する車が
ほとんどであった。
*修理項目
キーレスコントロールに設定の再書き込みを実施。
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