<故障・修理実例>・・【ステアリング関係】 g1006
2010年7月25日(日) ハイゼット トラック
- 車名;ダイハツ ハイゼット トラック
- 年式;H 14
- 型式;TE-S210P
- エンジン;EF ミッション;MT
- 型式指定;11232 類別区分;006
- 走行;2.6万`
- その他;
*故障名
ハンドルの戻りが弱い
*入庫時状況(赤がポイント)
車検整備を終え、走行して見ると この車はハンドルを右に切ったあと元に戻しても右方向に
流れて走る傾向があった。また ハンドルを左に切って戻した時は左方向に流れる傾向が
あった。どうも ハンドルの戻りにシャキッと感がないように感じられた。(電動パワー
ステアリング車)
*修理詳細
実は 以前に仕入れた同じ年式、同じ型式の中古車でやはり同じ症状を経験したことがあり、
その時は今回の症状よりもっと悪く、カーブ走行したあとのステアリングに全然復元力がなく、
左右への車体の流れも不安を感じさせるなど、はっきりとした症状が出ていた。
その車については弊社で「ラック&ピニオン」
を取替えてみたが効果はなかった。そこで 仕入先で修理してもらうことになったが 仕入先でも
原因がわからず、ディーラーさんに見てもらうことになったようだ。しかし ディーラーさんでも
はっきりした原因がわからず、結局、その仕入れの話はキャンセルになったことがある。
このトラック特有の傾向なのか、それとも
まだ見つけることができない何らかの原因があるのか、結論を得るには
今後 何台かの車を見る必要があようだ。(車をリフトアップして タイヤに手をかけてハンドルを
回転してみると 他の車より重く感じられた) 尚、お客様は乗り慣れているせいか、特に不安を
感じないとのことだったので 現在はそのままの状態で乗っていただいている。
*修理項目
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