<故障・修理実例>・・ステアリング関係 g1005
2008年12月21日(日) ワゴンR
- 車名;スズキ ワゴンR
- 年式;H 10
- 型式;GF-MC21S
- エンジン;K6A ミッション;AT
- 型式指定;9203 類別区分;022
- 走行;8.6万`
- その他;
*故障名
ハンドルが左に取られる
*入庫時状況(赤がポイント)
エンジンから異音がするとのことで入庫した車だが 異音はベルトの張りを
調整することで解消した。ただし テスト走行中にハンドルが左に取られることに
気づいたので しばらく車を預かることにした。
*修理詳細
足回りに特に異常はなく どうもEPS(電動式パワーステ)が常時左回転に働いているためと
思われた。それはジャッキアップしてステアリング関係をフリーの状態にしたとき、自然に
ハンドルが左回転していくことで確認できた。あとはEPSのモーターなのか、コントローラーの
不良なのか、見極めるだけであったが点検を進めた結果、モーターの不良と確信したので
取替えることにした。尚 新品での取替えはコラムASSY取替えと非常に高額になるため、
今回はリビルトのモーターのみを使用することにした。モーター取替え後の結果は良好であった。
*修理項目
電動式パワーステアリングのモーター取替。
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