くるまの<故障・修理>実例集

<故障・修理>実例・・【ステアリング関係】 g1001

2007年04月29日(日)トヨタ コロナ

*故障名
 ハンドルが重い

*入庫時状況(赤がポイント)
 「突然、ハンドルが重くなったので見て欲しい」との依頼であった。
試運転の結果、やはりハンドルが重く明らかにどこか異常な部分があり修理が 必要と思われた。
タイヤの空気圧はOKであった。
パワーステのベルト、オイル量、オイル洩れ等もOKであった。
そこで車輌をリフトアップして「エンジン停止及びハンドルロック解除」の状態 (すなわちパワーステの油圧系統を作動させないで ステアリングの機械的動き部分 だけの状態)にして タイヤを手で動かし「ステアリングの切れ」を見たところ 途中「ひっかかり」があることを確認した。

*修理詳細
 「パワーステギヤボックス;ラックアンドピニオン」と「ハンドルシャフト」等の 不良が考えられたが、点検の結果 ハンドルシャフトのユニバーサルジョイント部が 故障したためハンドルにひっかかりが出たものとわかった。

*修理項目
 「ハンドルシャフト」取替。(写真参照)

*関連記事
パワーステアリング(故障品とは関係ありません)

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