<故障・修理実例>・・ブレーキ関係 f1003
2007年11月4日(日) マジェスタ
- 車名;トヨタ クラウンマジェスタ
- 年式;H 5
- 型式;E-UZS141
- エンジン;1UZ ミッション;AT
- 型式指定;06947 類別区分;0002
- 走行;19.9万`
- その他;
*故障名
ブレーキフルード不足警告灯点灯
*入庫時状況(赤がポイント)
ブレーキランプが点灯したので見て欲しい、との依頼があった。点検の結果、
ブレーキフルードが減っていたので補充したところ ランプが消えた。しかし
試運転を繰り返すと再度ランプがついたので、 またブレーキを踏んだとき
”フカフカ感”もあったので本格的な点検が必要となった。
*修理詳細
4輪のタイヤを外してパッドの厚み、ブレーキ液の洩れ点検を行ったが問題は
なかった。タイヤを外したついでにブレーキ配管内のエアー抜きを行ったところ
”フカフカ感”はなくなりランプも点灯しなくなったが しばらくすると再び
二つの症状が出始めた。こうなるともうブレーキマスター関係の液洩れ及び
それに伴うブレーキフルード内へのエアー侵入しか原因が考えられなかった。そこで
部品の手配を行うことにしたがこの個所については 例えば”マスターインナーキット”
などが単品で出ないことが判明した。「マスターシリンダー一体式ブレーキブースター
ASSY」としてしか出なく、また価格も27万円以上することがわかった。
お客様に連絡した結果、低年式、多走行ということもあり 修理しないことになった。
*修理項目
未修理(マスターシリンダー一体式ブレーキブースターASSY)
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