<故障・修理実例>・・タイヤ・足廻り関係 e1008
2016年3月27日 N−BOX
- 車名;ホンダ N−BOX
- 年式;H 25
- 型式;DBA-JF2
- エンジン;S07A ミッション;AT
- 型式指定;17076 類別区分;1030
- 走行;5.1万`
- その他;
*故障名
フロントタイヤ左右偏摩耗
*入庫時状況(赤がポイント)
車検で入庫。フロント左右のスタッドレスタイヤが偏摩耗していた。
*修理詳細
この車は弊社で新車販売した車。販売1年目からフロントタイヤ(ノーマル)に偏摩耗が見られ、仕入先の
ディーラーに問い合わせたが「新車用タイヤ特有の症状では?」とのことで しばらく様子を見ることになった経緯があった。
しかし 弊社で仕入れたタイヤでもその後の「12ヶ月点検」等で偏摩耗が見られ、今回の車検でもフロントタイヤ(スタッドレス)
の交換が必要になるほどの偏摩耗が見られた。タイヤを新品に替えて専門の「アライメント取扱い店」に測定をお願いすることに
した。その結果、「トー」「キャンバー」「キャスター」等に異常な測定値は見られなかったが ただ、この車両は「キングピン
角」が大きく設計されていることが分かった。これはステアリングの操作性能または操作フィーリング等を考えてのことだと
思われるが タイヤへの負荷、偏摩耗にはけっこう厳しい角度設定になっているのかもしれない。とにかく各測定値とも
「基準内である」ため、タイヤ空気圧を高めにして、タイヤローテーションを早めに行うなどの
暫定処置で今後の様子を見ることにした。
*修理項目
検討中
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