<故障・修理実例>・・エンジン関係【一般】 c5003
2010年10月17日(日) ライフ
- 車名;ホンダ ライフ
- 年式;H 13
- 型式;LA-JB3
- エンジン;E07A ミッション;AT
- 型式指定;10866 類別区分;0001
- 走行;9.4万`
- その他;
*故障名
エンジン、クランクプーリー脱着
*入庫時状況(赤がポイント)
当サイトにアクセスが多い「E07Aエンジン」のクランクプーリー脱着について
*修理詳細
エンジンのタイミングベルト交換の時やフロントのクランク及びカムシールを取替える時は
クランクプーリーの脱着が必要となるが このエンジンはプーリーとボディ側とのスキマが少ないので
容易には脱着できない。(プーリー取付けボルトの締め付けが固いのも一因)
ちょっと前の修理なので記憶に間違いがあるかもしれないが弊社の方法を参考までに記す。
最初は工具を購入
したり、また その工具を改良してプーリーの取付けボルトを弛めようとしたが なかなかうまく
いかなかった。そこで 左のタイヤハウス内からプーリー取付けボルトが見えるまでにエンジンを
下げ、インパクトレンチでボルトを弛め、プーリーの脱着を行う方法を取っている。。エンジンを下げるには
チェーンブロックを使用しているが エンジン下にジャッキーをあてがう方法もある。取り外す
部品はエンジンをささえているところのサイド及びミッション等のマウント類。それから
フロントエキゾーストパイプ、左ドライブシャフト、ブレーキキャリパー、ハブ関係等。また クロス
メンバーの取付けボルトは弛めただけの状態にした記憶がある。もっとうまい方法があればよいのだが以上が弊社が
行っている大まかなやりかたである。このE07Aエンジンはライフ、ライフダンク、Z、バモス、
アクティ等に搭載されているが ターボ付き車はよりやりにくい。(参考までにタイヤハウス内の
写真を掲載)
*修理項目
クランクプーリーの脱着はエンジンをややねじりながら下げる方法で行っている。
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