<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・エンジン【オーバーヒート】 c3008

2010年3月21日(日) エスティマ

サーモスタット

*故障名
 エンジンオーバーヒート

*入庫時状況(赤がポイント)
 走行中に突然、白煙が出たので見に来て欲しい、との依頼があった。

*修理詳細
 出張して点検したところ エンジンがオーバーヒートしたための白煙とわかった。そこで  工場に引き取り、オーバーヒート原因を探すことにした。エンジン冷却水は減っていたものの  もれている個所はみあたらなかった。となると エンジン冷却水がうまく循環していないことが 考えられた。原因は色々考えられたが 「ラジェーターの目詰まり」または「サーモスタット不良」が 一番可能性が高いので 点検がしやすく、修理費用も小額な「サーモスタット」の点検から始める ことにした。点検方法は単純で 取り出したサーモスタットをガスコンロにかけた水の入った容器に入れ、 徐々に暖めて 水温とサーモスタットの開き具合を観察した。その結果、水温を100℃まで上げても  サーモスタットが全然開かなかったので オーバーヒートの原因はサーモスタットの不良による ものと断定した。新品サーモスタット取替後、エンジンがオーバーヒートすることはなくなった。

*修理項目
 サーモスタット取替。

*関連記事

エンジン【オーバーヒート】に戻る  実例集に戻る  一覧表に戻る

TOPに戻る