<故障・修理実例>・・エンジン【オーバーヒート】 c3008
2010年3月21日(日) エスティマ
- 車名;トヨタ エスティマ
- 年式;H 8
- 型式;KD-CXR20G
- エンジン;3C ミッション;AT
- 型式指定;07947 類別区分;065
- 走行;19.5万`
- その他;
*故障名
エンジンオーバーヒート
*入庫時状況(赤がポイント)
走行中に突然、白煙が出たので見に来て欲しい、との依頼があった。
*修理詳細
出張して点検したところ エンジンがオーバーヒートしたための白煙とわかった。そこで
工場に引き取り、オーバーヒート原因を探すことにした。エンジン冷却水は減っていたものの
もれている個所はみあたらなかった。となると エンジン冷却水がうまく循環していないことが
考えられた。原因は色々考えられたが 「ラジェーターの目詰まり」または「サーモスタット不良」が
一番可能性が高いので 点検がしやすく、修理費用も小額な「サーモスタット」の点検から始める
ことにした。点検方法は単純で 取り出したサーモスタットをガスコンロにかけた水の入った容器に入れ、
徐々に暖めて 水温とサーモスタットの開き具合を観察した。その結果、水温を100℃まで上げても
サーモスタットが全然開かなかったので オーバーヒートの原因はサーモスタットの不良による
ものと断定した。新品サーモスタット取替後、エンジンがオーバーヒートすることはなくなった。
*修理項目
サーモスタット取替。
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