<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・ エンジン関係【不調】 c2111

2018年9月2日 ライフ

*故障名
 エンジンチェックランプ点灯、異音

*入庫時状況(赤がポイント)
 エンジンチェックランプが点灯するとともに走行も力強さがなく、状況によってはエンジンから異音が出ることもあった。

*修理詳細
 ダイアグコードは「P0303」:NO.3のミスファイヤーが表示されていた。そこで 点火系を中心に点検を行うと故障原因 個所が確認できた。尚 この車のエンジンは3気筒タイプで1気筒に2スパークプラグが使用されている。点検の結果、#2と #3シリンダーのそれぞれのスパークプラグ1本(下側)の電極間のギャップが異常に小さくなっていた。このエンジンのオイル メンテナンスは一時期、長くされていなかったとのことだったので おそらく クランクシャフト、コンロッド、ピストンの潤滑不良 →ガタが発生し、ピストン頂部でプラグの電極に接触したことで点火ミスに至ったものと推察された。特にエンジンに高負荷を をかけた時にその症状が顕著に出るようだったので お客様にはエンジンに高負荷をあまりかけないように運転してもらい、しばらく 乗ってもらうことにした。測定ではイグニションコイルも弱っていたのでプラグと一緒に交換した。 

*修理項目
 スパークプラグ全数、コイル一部の取替、オイル交換を行った。

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