<故障・修理実例>・・エンジン関係【不調】 c2107
2016年3月13日 キックス
- 車名;ニッサン キックス
- 年式;H 21
- 型式;ABA-H 59A
- エンジン;4A30 ミッション;5MT
- 型式指定;16154 類別区分;0009
- 走行;7.2万`
- その他;
*故障名
高回転時のエンジンもたつき
*入庫時状況(赤がポイント)
走行時に”ガラガラ音”が また4速から5速へのギヤシフト時にエンジンがもたつく(ターボ車特有のヒューン音が
出ない)との故障で入庫。
*修理詳細
”ガラガラ音”については エキゾースト系のセンターパイプ破損が原因と分かり、新品パイプに取り替えた。エンジンの
もたつき(エンジン回転数 4,000〜5,000rpm付近)については ダイアグコード診断(異常コード無し)、点火系のプラグ、
イグニッションコイル等を点検したが 異常は見られなかった。次に
ターボチャージャーを点検した結果、ターボの「ウェイスト
ゲートバルブ」が固着気味で作動不良を起こしていたので「ターボASSY;リビルト品」を取替えることにした。取替後の
結果は良好でターボ本来の「ヒューン音」が戻り、エンジンのもたつきはなくなった。
*修理項目
ターボASSY取替
*関連記事
ウェイストゲートバルブ
排気ガスの流量をバルブの開閉で調整することにより、チャージ量を制御する
バルブ。