<故障・修理実例>・・エンジン【不調】 c2074
2011年3月6日(日) ワゴンR
- 車名;スズキ ワゴンR
- 年式;H 14
- 型式;LA-MC22S
- エンジン;K6A ミッション;AT
- 型式指定;10769 類別区分;0048
- 走行;9.1万`
- その他;
*故障名
エンジンチェックランプ点灯
*入庫時状況(赤がポイント)
車検で入庫した車両。最近、時々「エンジンチェックランプ」が点いたり、消えたりすることが
あるのでついでに見て欲しい、との依頼があった。
*修理詳細
症状確認後、さっそくダイアグの読み取りを行った。その結果、「吸気温センサー」と「ノック
センサー」の不良が記憶されていた。「ノックセンサー」はけっこう高額なので 部品発注に躊躇
するところだが 幸いにして廃車両があったのでその両部品を取替えてみた。結果は良好で「エンジン
チェックランプ」の時々の点灯はなくなった。時間があれば 「吸気温センサー」と「ノックセンサー」
のどちらが不良だったのか? また 「ノックセンサー」が原因なら良品と不良品の比較(抵抗値など)
を行えば良かったのだが 今回行うことはできなかった。ただ 後で調べたところによると このような
故障の場合は「ノックセンサー」が原因となっていることが多いようである。「ノックセンサー」は
エンジンブロックに(やや、やりにくい)、「吸気温センサー」はエアクリーナーケースに取り付けられて
いる。
*修理項目
吸気温センサー&ノックセンサーの取替。
*関連記事
ノックセンサー
エンジンの異常燃焼であるノッキングを振動としてとらえ、コンピューターにフィードバッ
クすることにより、点火時期を制御(主に遅角)。エンジン破損を防ぐ。