<故障・修理実例>・・エンジン【不調】 c2055
2009年11月日29(日) プリメーラ
- 車名;ニッサン プリメーラ
- 年式;H 13
- 型式;GH-WRP12
- エンジン;GR25 ミッション;AT
- 型式指定;10877 類別区分;0005
- 走行;5.9万`
- その他;
*故障名
エンジンチェックランプ点灯
*入庫時状況(赤がポイント)
エンジンチェックランプが点灯したので見て欲しい、との依頼があった。
以前にも同じことが2回あり、修理(他社にて)はしたがしばらくするとチェック
ランプが点灯するとのことであった。
*修理詳細
早速点検を行った。スパークプラグは4本ともくすぶり気味であった。ダイレクト
イグニッションコイルに損傷、変形、リーク跡等は見られなかったが #2の
コイルが前々回の修理時に取り替えられたようだ。(お客様の記憶金額から推定)
前回の修理ではいずれかのコイルのスプリング(プラグと接触)が取替られた
ようだ。(請求書より)点検前に行ったダイアグ(点火1次信号不良)と比較しても 今回やはり同じ
症状がでたようだ。ダイレクトイグニッションコイルの不調にほぼ間違いがなかった
が コイルが高価なのと何よりもはっきり症状が出ていないため部品注文までには
いたらなかった。いずれにしろプラグの交換は必要だったのでお客様に連絡後、全数
取替えた。プラグ交換後、再びチェックランプが点灯したが、プラグ交換により
おもわぬ効果が現れた。試運転後、しばらくアイドリング状態を続けていたら
エンジンが不調になりだしたのである。あきらかに1本ミスっていて、調べた結果、
#3のコイルが不良と判明した。お客様との相談により、今回は#3のダイレクト
イグニッションコイルのみを取り替えるとともにアース線の点検、エンジンヘッド
からのアース線新設を行った。修理後エンジンチェックランプが点灯することは
なくなり、お客様に納車後も点灯したとの声はない。
*修理項目
プラグ&コイル取替。アース線新設。
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