<故障・修理実例>・・エンジン【不調】 c2050
2009年7月19日(日) アトレー
- 車名;ダイハツ アトレー
- 年式;H 12
- 型式;GF-S230G
- エンジン;EF ミッション;AT
- 型式指定;10209 類別区分;0028
- 走行;7.5万`
- その他;
*故障名
エンジンハンチング及びエンスト
*入庫時状況(赤がポイント)
新聞配達に使われている車だが 配達中にエンジンがハンチング、時にはエンストする
ことがある。また座席下から変な音もするので見て欲しい、との依頼があった。(再始動は
良)
*修理詳細
入庫した車を乗ってみたところ、ハンチングは見られたがエンストはなかった。工場に
入れて点検してみるとエンジンオイルがほとんどなく、2g補給することになった。オイル
補給後の試運転ではハンチングが出なくなり、このエンジンがVVT(可変バルブ)仕様である
ことを考えるとディーラーさんにお任せした方が良いと思えたので電話をした。(VVTが
原因だと保証対象の可能性があるので) ディーラーさんの点検では二日目まで全然故障が発生
しなく、やはりオイル不足が影響していたとの見解だったが 三日目にエンジンハンチングが出るよう
になった。そこで初めて診断をした結果、スロットルボディに付いているISCV(アイドル、
スピード、コントロール、バルブ)が故障していることが分かった。座席下からの異音は弊社の
点検でも分かっていたように エンジンハンチングによるエアコンコンプレッサーのマグネット
クラッチがON、OFFを繰り返していたための音だったので、ISCV取替え後、音は出なく
なった。
*修理項目
ISCV(アイドル、スピード、コントロール、バルブ)取替。
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