<故障・修理実例>・・エンジン関係【不調】 c2005
2006年09月10日(日) トゥデイ
- 車名;ホンダ トゥデイ
- 年式;H5
- 型式;E-JA4
- エンジン;E07A ミッション;AT
- 型式指定;7243 類別区分;081
- 走行;8.2万`
- その他;
*故障名
走行中 エンスト
*入庫時状況(赤がポイント)
買物でショップの駐車場に入ろうとしたとたん エンジンが不調になりストップ
してしまった。幸いに再始動はできたので駐車場に入ることはできたが不安なので一度
見て欲しいとの依頼であった。
*修理詳細
さっそく現場にむかい点検を行ったがエンジンがとまるようなことはなかった。
しかし症状が再発するといけないので車を預かることにした。工場に引き取り試運転を
行ってみたがさしたる異常を感じることはなかった。そこで基本的な点検を行うことに
した。まずプラグの点検、問題はなかった。その他の電気系の点検、それから排気ガス
チェック、燃料系の点検、スロー系の洗浄、色々みてみたが”これだ!”という部分は
なかった。燃料フィルターだけは交換をした。しばらく預かって試運転を繰り返したが
症状がでないので一旦お客様にお返しをして使用していただくことにした。それから
二週間ほどたってから 再びお客様から電話があり「今度はエンジンをかけるときに
パ〜ンという音がしてエンジンがかかりにくくなった」とのことであった。再度工場に
引取り様子をみたところ何度かに一回はエンジンがかかりにくい症状がでた。症状が
でればシメタものである。点検の結果、燃料ポンプの作動に関係ある”メーンリレー”
の不良が原因であった。リレーの取り付け個所は助手席足元のサイド、上である。
ホンダ車の古い車でエンジントラブル、症状が時々しか出ない、基本的な点検項目はOK、
などの故障があった場合 リレーの不良が原因だったということを何回か経験している。
*修理項目
燃料ポンプリレー取替。
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