<故障・修理実例>・・エンジン【始動不良】 C1047
2014年5月25日 サンバートラック
- 車名;スバル サンバートラック
- 年式;H7
- 型式;V-KS4
- エンジン;EN07 ミッション;MT
- 型式指定;06481 類別区分;0032
- 走行;13.0万`
- その他;
*故障名
エンジンがかからない
*入庫時状況(赤がポイント)
朝一番、エンジンをかけようとしたがかからない。セルモーターは回っているのだがー。
*修理詳細
車を引き取り、点検の結果、バッテリー、セルモーターはOKなのだが 外したスパークプラグを
見ると どうもプラグがかぶってしまったようだ。田んぼ用の軽トラックなので あまり走らないことも
プラグかぶりの要因と思われ、プラグの掃除でエンジンはかかるようになったが 念のため、他に原因が
ないか調べてみた。ディストリビューター内の水入りは無し。点火時期もOK。排気ガス濃度もOKであったが
チョークバルブの動きにおかしいところが見られた。エンジン始動、完爆後のチョークの開きが無く、ファースト
アイドルが無いためにガソリン供給が過多になり、また エンジンがかからないのでアクセル操作を「パタパタ」
したことでよりプラグの「かぶり状態」が酷くなり、エンジン始動不良に至ったと推察された。完爆後にチョークが
開かなかった原因は チョークに入っている負圧ホース(インテークマニホルド内の負圧を利用)内が詰まっていた
ためで 詰まりの原因となった「ワンウェイバルブ?」を取り外してホース内をスルー状態にした。修理後のエンジン
かかりは良好となった。
*修理項目
チョークの負圧ホース詰まり修理
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