<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・エンジン【始動不良】 c1027

2009年5月10日(日) アクティトラック

*故障名
 バッテリー取替方法

*入庫時状況(赤がポイント)
 エンジンがかからないので見て欲しい、との依頼があった。

*修理詳細
 さっそく出張して点検したところ ヒュージブルリンクが溶断しており このような症状 はバッテリーあがりの時、他バッテリーからのケーブル接続ミスが原因している ことが多いので お客様に問い合わせた。その結果、やはりバッテリーケーブルの接続ミスで あった。ヒュージブルリンク、バッテリー充電でエンジンは始動した。参考のためバッテリーの接続方法と 取替方法を下記する。

*修理項目
 ヒュージブルリンク取替。

*関連記事
*バッテリーに付いていた説明書参照*

ブースターケーブルによるエンジン始動方法

1 故障車と救援車のバッテリーが同電圧(12Vか24V)、同容量であることを確認する。
2 故障車、救援車ともパーキングブレーキをかけ、エンジンキーをOFFにする。
3 バッテリー液面を点検し、LOWER LEVEL以下の場合は補水する。
4 ブースターケーブルの接続手順(先に故障車を取り付ける)
  (1)故障車のバッテリーの(+)端子
  (2)救援車のバッテリーの(+)端子
  (3)故障車のバッテリーの(−)端子
  (4)救援車のエンジン本体(フックなど)やフレーム(バッテリーから離れた個所で)
5 救援車のエンジンをスタートさせ、回転を高めにする。
6 故障車のエンジンをスタートさせる。
7 ケーブルをつないだときと逆の手順で外す。(4)→(3)→(2)→(1) 終了

バッテリーの取替方法

1 古いバッテリーを取り外す。
 1、エンジンを止め、キーを抜く。
 2、先にアース側(一般的には(−)側)ケーブルターミナルを外す。
 3、次に(+)側ケーブルターミナルを外す。(まっすぐ上にあげる)
 4、バッテリー取り付け金具を外す。
 5、バッテリーを両手しっかり持って外す。
 6、外したケーブルターミナル接触面をサンドペーパーなどできれいに清掃する。

1 新しいバッテリーの取付け方法
 1、取付け前に、車両に合ったバッテリーであることを確認する。
 2、新しいバッテリーを両手でしっかり持って取り付ける。(+)(−)位置を確認。
 3、バッテリー取付け金具をガタがないことを確認しながら取り付ける。
 4、先に(+)側ケーブルターミナルを取り付ける。カバー(接触防止)も取り付ける。
 5、次に(−)側ケーブルターミナルを取り付ける。
 6、エンジン始動前に各ターミナル、金具に弛みがないか点検する。
 7、エンジンを始動してみる。

エンジン【始動不良】に戻る  実例集に戻る  一覧表に戻る

TOPに戻る