<故障・修理実例>・・エンジン関係【始動不良】 c1008
20007年06月24日(日) ワゴンR
- 車名;スズキ ワゴンR
- 年式;H10
- 型式;E-CV51S
- エンジン;K6A ミッション;AT
- 型式指定;8526 類別区分;090
- 走行;9.5万`
- その他;
*故障名
エンジン始動不良
*入庫時状況(赤がポイント)
朝、なんの問題もなくかかっていたエンジンが 昼頃再び
かけようとしたところ 全然かからなくなってしまった。(クランキングに
問題はなかった。)
*修理詳細
いつものように”始動不良”の原因が”電気”にあるのか、”燃料”にあるのか、
見極めるためスパークプラグを外してみた。その結果、プラグは全数ベタベタに
濡れており いわゆる「かぶった」状態になっていた。念のためプラグを掃除して
火花を飛ばしてみたところ きれいな火花が飛んでおり 電気系に問題はないと判断をした。
そこで燃料系の点検に移ったが まずはじめに「アイドル アジャスト スクリュー」
を外してみると、カーボンが付いて真っ黒けの状態だった。スローポートの中も
カーボンがかなり詰まっているようであった。キャブクリーナーを使ってポート内と
スクリューを、またエアーインテーク内をきれいに掃除して組み付けを行い
エンジンをかけてみたところ 一発でエンジンはかかり、アイドリングも安定して
いた。完全暖機後、排気ガスの測定と調整を行い、路上試運転も問題はなっかたので
修理を終えた。
*修理項目
スローポート系の洗浄及び掃除
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