<故障・修理実例>・・エンジン【始動不良】 c1005
2006年01月22日(日) ミラ
- 車名;ダイハツ ミラ
- 年式;H9
- 型式;E-L500S
- エンジン;EF ミッション;AT
- 型式指定; 類別区分;
- 走行;11.3万`
- その他;
*故障名
エンジン始動不良
*入庫時状況(赤がポイント)
エンジンがかからないので見て欲しいとの依頼であった。
しばらく使っていなかったとのことだったので たぶんバッテリーあがり
だろうと思って出かけた。
*修理詳細
現地で点検したところ、バッテリーあがりではなく、シフト位置を
検出する「ニュートラルスイッチ」の不良が原因であった。これはシフトの
「P」でセルモーターの飛び出しがなかったが「N」で試したところ
セルモーターが作動してエンジンがかかったことから容易に推察することが
できた。このような故障はミラ系では何回か経験しているが今回はしばらく
車を使用していなかったので症状が出やすい環境にあったものと思う。
よくエンジンがかからないということで電話があるがオートマ車においては
お客様に一度「N」レンジでエンジン始動を試してもらうことが必要である。
それでエンジンがかかれば当然お客様の「出張費用」の負担が減るわけですからー。
*修理項目
ニュートラルスイッチ取替。
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