<故障・修理実例>・・もれ 【ブレーキ】 b4007
2014年6月15日 キャリー
- 車名;スズキ キャリートラック
- 年式;H 13
- 型式;GD-DB52T
- エンジン;F6A ミッション;MT
- 型式指定;09296 類別区分;0092
- 走行;10.2万`
- その他;
*故障名
メーター内のブレーキ警告灯(赤)点きっ放し
*入庫時状況(赤がポイント)
ブレーキランプが点きっ放しになると共に ブレーキの効きも悪かった。サイドブレーキの戻りは正常だった。
*修理詳細
ブレーキフルードのリザーブタンクを見ると ほぼ空っぽ状態だった。ブレーキ装置のどこかで”もれ”ている
可能性があるので点検作業を進めた。ブレーキマスター及び前後のブレーキ関係に”もれ”は見られなかった。
”もれ”個所は意外なところで見つかった。トラック荷台下、燃料タンク付近を通っているブレーキパイプの一部
から ブレーキフルードがもれていた。この部分はブレーキパイプを支えるためにクランプが設けられている。長年の
パイプ振動、摩擦により、パイプの金属厚みが薄くなったのが原因で ちょっと見にくい個所だが 点検の時、見落とし
できない個所と思われた。
*修理項目
ブレーキパイプ取替
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