<故障・修理実例>・・もれ【エンジン】 b1037
2016年11月20日 タント
- 車名;ダイハツ タントカスタム
- 年式;H 19
- 型式;CBA-L350S
- エンジン;EF ミッション;AT
- 型式指定;12380 類別区分;0008
- 走行;12.8万`
- その他;
*故障名
エンジンからの冷却水もれ
*入庫時状況(赤がポイント)
車検で入庫の車。点検でエンジン前部からの冷却水もれが確認できた。
*修理詳細
この車の修理車歴を調べてみるとH26.2月(10.0万`)にタイミングベルト交換時にウォーターポンプASSYの
取替を行っていた。”ちょっと早すぎるのでは?”と疑問を持ちながらよく見てみると ウォーターポンプの冷却水
もれは これまでの例のような回転シャフトのシール部分から洩れているのではなく 今回の洩れは
ポンプのボディ部分から洩れていた。ボディにある加工穴をふさぐための盲プラグが圧入されているが この加工穴の
一部にシャフトにギヤを取り付ける時に用いるようなキー溝が設けられている。冷却水洩れはこのプラグと溝の接触部分から
洩れていた。(この溝が何のための溝なのかは不明) 修理はウォーターポンプのポンプ軸部品のみを取替えた。
尚 洩れを起こしたポンプ軸部品はメーカーにて調べてもらう予定。
*修理項目
ウォーターポンプ軸の取替
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