<故障・修理実例>・・もれ【エンジン】 b1020
2008年3月8日(日) カルディナ
- 車名;トヨタ カルディナ
- 年式;H 12
- 型式;GF-ST210G
- エンジン;3S ミッション;AT
- 型式指定;08911 類別区分;0041
- 走行;9.8万キロ
- その他;
*故障名
エンジン冷却水もれ
*入庫時状況(赤がポイント)
ヒーターが効かなくなり、そのうちエンジンの調子がおかしく、水温も上がって
きたので入庫したいとの電話があった。話の内容から、典型的なエンジン冷却水の
もれによる症状と容易に判断できた。あとはどの部分から”もれ”があるのか、
だけであった。
*修理詳細
お客様の話では最近床面を濡らしているようなことはなく、変な臭いもなかった、との
ことであった。とにかく修理に時間がかかりそうだったので お客様には代車に乗ってもらい、
しばらく車を預かることにした。故障の原因はエンジンルーム内を点検した
ことですぐにわかった。エンジンのシリンダーブロックに圧入してある盲(めくら)
プラグの1個が腐食のためピンホールが発生、少しずつ冷却水がもれたためと分かった。
ブロックにあるプラグ4個を全て取り替えることにした。エキゾーストマニホルド、
タイミングベルト関係、ウォーターポンプ等の脱着が必要なのでけっこう時間はかかる。
*修理項目
エンジンシリンダーブロックの盲プラグ取替。
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