<故障・修理実例>・・もれ【エンジン】 b1007
2007年05月20日(日) ライフ
- 車名;ホンダ ライフ
- 年式;H11
- 型式;GF-JB2
- エンジン;E07Z ミッション;AT
- 型式指定;9213 類別区分;014
- 走行;78276
- その他;
*故障名
エンジンオイルもれ
*入庫時状況(赤がポイント)
車を駐車しておくと 床にオイルの跡が残る。どうも洩れているようなので
修理して欲しい。との依頼であった。
*修理詳細
車を引き取り リフトアップしてオイル洩れの点検を行った。確かにエンジンと
ミッションの間付近にオイルによる汚れが見られた。エンジンをかけて洩れがないか、
見てみたがエンジン回転を色々変えてもオイルが落ちて来るようなことはなかった。
オイルの質はオートマオイルではなく エンジンオイルに間違いはなかった。以上の
結果からオイル洩れの原因は「エンジンクランクシャフトのリヤシール」の硬化又は
劣化によるものと判断をして取替の準備に取りかかった。ディーラーさんではエンジンを
降ろすことなく「シール」の取替をやっているようだったが いずれにしろエンジンを
浮かせた状態にしなければいけないこと、また今回が初めての修理作業とのことも
考慮して、時間はかかるが完全にエンジンを降ろして「シール」の取替を行った。
取替後 オイル洩れはなくなった。
オイルもれ修理は年間を通じてけっこうある作業だが 油圧(負荷)
がかかっている部分からのオイルもれと油圧がかかっていない(又は低圧)の部分からの
オイルもれに大別できる。おのずからその点検方法が違ってくるが いずれにしろ
「目視できる症状」なので「原因不明の故障」になることは少ない。
(効果もはっきりしている。)
*修理項目
エンジンクランクシャフトリヤオイルシール取替。
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