<故障・修理実例>・・異音・振動 【ステアリング】 a5004
2014年3月2日 オデッセイ
- 車名;ホンダ オデッセイ
- 年式;H16
- 型式;ABA-RB1
- エンジン; ミッション;
- 型式指定;12195 類別区分;0116
- 走行;11.5万`
- その他;
*故障名
フラッシャースイッチ作動でカチカチ音
*入庫時状況(赤がポイント)
*修理詳細
フラッシャースイッチを作動させると「カチカチ音」がするので見て欲しい。との修理依頼であった。
結論から言うと フラッシャーレバースイッチとロールコネクターのグリス切れが「カチカチ音」の原因
だったので 両部品へのグリスアップで修理を終えることができた。ただ今回の問題は ステアリング
ハンドルを取り外す時に ハンドルの取り付けボルトがなかなか弛まず、かなりの時間を要したことである。
このボルトは六角穴ボルト(ヘキサゴン)で 前回、何らかの修理のためにボルトを弛めようとしたが
弛まず、ボルト頭がナメテしまっていた。その上、ボルトのネジ部分に弛み止め剤が塗布してあるのと 相手
金属がアルミのため、ほぼ固着状態で ボルト取り外しは困難を極めた。最終的にはハンドル裏カバーを壊して
ハンドルを取り外すことができたが 他社でもかなり苦労したことを聞いているので 設計的にもう少し
配慮してもらえたら、と思った。
*修理項目
フラッシャーレバースイッチとロールコネクターにグリスアップ
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