<故障・修理実例>・・異音【タイヤ・足廻り】 a3005
2007年05月06日(日) ミニカトッポ
- 車名;三菱 ミニカトッポ
- 年式;H6
- 型式;E-H36A
- エンジン;4A30 ミッション;AT
- 型式指定;7412 類別区分;504
- 走行;8.9万`
- その他;
*故障名
走行時、異音
*入庫時状況(赤がポイント)
車検で入庫した車だが 整備終了後の試運転時 後方より「ゴトゴト音」がした。
お客様は特にこの音が気になるようなことは言っておられなかったのだが せっかくの
機会なので修理することにした。
*修理詳細
再び 車をリフトアップして下廻りの点検を行った。音の質から考えて回転する部分で
ないことは確かであった。そこで年式から言っても一番怪しい「ショックアブソーバー」を
特に念入りに見たが オイル洩れもなくガタもなかった。再度試運転をと思って車をリフトから
降ろしたとき 念のため車を手で上下に揺すってみると走行時に出ていた「ゴトゴト音」が
耳に入って来た。走らなくても音が確認できたのである。後は「ショック」か「それ以外」なのか、
見極めるだけだったが ここで試しにスタビライザーの「ブッシュ」にビニールテープを
巻いて再度車を揺すってみたところ 音はしなくなった。音の原因は「ゴムブッシュ」だった
のである。点検のときにはそんなにガタはなかったのだが ゴム自体が硬くなったことが
影響していたのかもしれない。納車の時間がせまっていたので お客様に話をして後日
再入庫していただくことにした。
*修理項目
スタビライザーブッシュ取替。
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