<故障・修理実例>・・異音・振動【エンジン関係】 a1018
2011年9月11日(日) ノア
- 車名;トヨタ ノア
- 年式;H 14
- 型式;TA-AZR60G
- エンジン;1AZ ミッション;AT
- 型式指定;11170 類別区分;0095
- 走行;13.1万`
- その他;
*故障名
発進時に異音が・・
*入庫時状況(赤がポイント)
「走行中、突然にチャージランプが点滅しだした」との理由で入庫があった。
*修理詳細
点検の結果、オルタネータの寿命による充電不足と分かったのでリビルト品に交換すると共に車検も依頼されていたので その点検、整備を行い、納車を終えた。 しかし 翌日に電話が有り、「発進時に異音がするようになったので再度見て欲しい」とのこと。再入庫することになった。点検してみると確かに発進時に”ググッ!”ないしは”ギュギュッ!”音が出ていた。納車時にはなかった音である。ベルトを新品(リブタイプ)に替えてみたが効果はなかった。結論から言うとベルトの張りを調整している「オートテンショナー」を替えることで発進時の異音はなくなった。この部品についてはオルタネータ交換時に少しガタが出ているのを確認していたので交換したかったのだが 部品代&取替工賃がけっこう高く、お客様との話し合いで交換を見送ることにしていた。尚 この入庫時のオルタネータのプーリーは「ワンウェイクラッチ」を取り入れており、このプーリーについては色々な経緯があるようなので オルタネータ交換時はディーラーさんに相談した方が良いと思われる。また 基本的にはオルタネータとオートテンショナーはセットで替えるべきと思われた。
*修理項目
オルタネータ&オートテンショナー取替。
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