<車の故障・修理>実例集

<故障・修理実例>・・異音【エンジン】 a1005

2007年06月09日(土) エスティマ

カップリング

*故障名
 交差点などで止まっている時、エンジンの方から「コンコン音」 がするので見て欲しい、との依頼であった。

*入庫時状況(赤がポイント)
 エンジンアイドリング時、異音が出ていたので原因は意外と簡単にわかった。この エスティマはエンジンが前の座席の下にあり 本来はエンジンと一体となっている オルタネーターやエアコンのコンプレッサーがエンジンとは別の場所に設定されている (前ボンネット内)という一寸変わった構造になっている。多分 室内のスペースを 確保するためとサービス性向上のためと思われるが そのためにエンジンよりオルタネーター等の補機類に回転 を伝える「ドライブシャフト」が用いられている。このドライブシャフトの 前後にある取り付けのフランジ部分に 多分「ネジリ振動」対策であろう「カップリング;トーショナル ダンパー」が用いられているのだが このカップリングのゴムの部分が破損して取り付けボルト 用のカラーとフランジがぶつかるため 異音を発していた。

*修理詳細
 ドライブシャフトのカップリングの取替を行ったが 錆び付いていたりして けっこう たいへんであった。

*修理項目
 ドライブシャフトのカップリング取替。

*関連記事
ゴムトーショナルダンパー(故障品とは関係ありません)

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