<故障・修理実例>・・異音【エンジン】 a1005
2007年06月09日(土) エスティマ
- 車名;トヨタ エスティマ
- 年式;H6
- 型式;Y-CXR21G
- エンジン;3C ミッション;AT
- 型式指定;07420 類別区分;0517
- 走行;13.7万`
- その他;
*故障名
交差点などで止まっている時、エンジンの方から「コンコン音」
がするので見て欲しい、との依頼であった。
*入庫時状況(赤がポイント)
エンジンアイドリング時、異音が出ていたので原因は意外と簡単にわかった。この
エスティマはエンジンが前の座席の下にあり 本来はエンジンと一体となっている
オルタネーターやエアコンのコンプレッサーがエンジンとは別の場所に設定されている
(前ボンネット内)という一寸変わった構造になっている。多分 室内のスペースを
確保するためとサービス性向上のためと思われるが そのためにエンジンよりオルタネーター等の補機類に回転
を伝える「ドライブシャフト」が用いられている。このドライブシャフトの
前後にある取り付けのフランジ部分に 多分「ネジリ振動」対策であろう「カップリング;トーショナル
ダンパー」が用いられているのだが このカップリングのゴムの部分が破損して取り付けボルト
用のカラーとフランジがぶつかるため 異音を発していた。
*修理詳細
ドライブシャフトのカップリングの取替を行ったが 錆び付いていたりして けっこう
たいへんであった。
*修理項目
ドライブシャフトのカップリング取替。